第二新卒の転職を成功させる!抑えておくべきポイントを解説!

第二新卒の転職が難しいと感じている方はいませんか?新卒で入社した会社をすぐに辞めてしまったため経歴に傷がつき、転職活動が不安になりますよね。

しかし、少子高齢化により若手社員の確保にはどの企業も苦労しています。第二新卒のニーズも高まっているため、適切にアピールできれば転職は十分可能です。

この記事では第二新卒が転職するために、どんなことに注意すればいいのか解説していきます。また、転職を成功させるコツについてもまとめましたので、参考にしてください。

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴

●アジア1位の人材会社JACへ新卒入社
●2社目で人材紹介事業の役員として4年経験
●現在は株式会社Neutralの代表(32歳)
●「将来のイメージ」を持てる転職支援
●支援人数を6名に絞り深く伴走するキャリア支援
●23年は、年間58名の友人紹介でキャリア相談
●家族:奥さん・1歳の子どもと生活しています

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第二新卒の転職は増加傾向

第二新卒とは学校を卒業し一度は就職したものの、数年で転職活動をする若手の求職者のことです。一般的には25歳前後を指すことが多い言葉ですが、明確な基準はありません。

令和5年(2023年)に厚生労働省が発表した「新規学卒就職者の離職状況」では、新規学卒就職者が3年以内に離職している割合が30%を超えており、前年度と比較して増加傾向にあります。

就職後3年以内の離職率は、新規高卒就職者が37.0%(前年度と比較して1.1ポイント上昇)、新規大学卒就職者が32.3%(同0.8ポイント上昇)となりました。

出典:新規学卒就職者の離職状況(厚生労働省)

第二新卒の転職で注意したいこと

第二新卒で注意したいことをまとめました。

新卒との違いに注意して転職活動を進めましょう。

できるだけ在職中に転職活動を行う

転職を成功させるには、「次の仕事が決まるまで現職を辞めない」ことが重要です。半年ほど生活していけるだけの貯金がある場合は別ですが、勢いで会社を辞めてしまうと経済的に苦しくなります。

働きながら就職活動をするメリット

  • 経済的に余裕のある状態で転職活動ができる
  • 空白期間を作らずに転職できる
  • 途中で転職をやめることができる

仕事が決まらない状態が長くなると、経済的な不安から焦って転職先を決めてしまうこともあります。心に余裕がある状態でないと合理的な判断はできません。そのため、転職先が見つかるまでは今の仕事を続けることをおすすめします。

新卒の就活との違いを意識する

新卒の就活は、内定を承諾するまで数週間程度待ってもらえますが、第二新卒では内定が出てから回答期限まで1週間程度の場合もあります。複数の企業を比較検討したい場合には、内定時期を調整する必要があるでしょう。

また、企業は第二新卒に対して、社会人経験を活かした活躍を期待しており、主体的な働きを求めています。流れで就職する新卒に比べて、自分の考えに基づいて転職先を選ぶ第二新卒は、仕事に対して強い熱意を持っていることも併せて期待されているでしょう。

転職先は納得のいく企業を選ぶ

転職を成功させるには、自分が望む条件をリストアップし優先順位をつけることが重要です。その内容を「必ず実現したい条件」と「諦めてもいい条件」に分けてください。

必ず実現したい条件の例

  • 年収○○万以上(生活費、住宅ローンなどを考慮する)
  • ○○業界(キャリア形成のため)
  • 転勤無し(転勤が多いことで体調を崩したことがある)

諦めてもいい条件の例

  • プロジェクトリーダーになりたい
  • 月の残業は○○時間以内(少ない方がいい)
  • 通勤時間○○分以内(長くても我慢できる)

自分が望むすべての条件を満たす求人が見つかることはほとんどありません。そのなかで、譲れない条件を満たせるような仕事を探すと、自分の選択に納得して働けるでしょう。

第二新卒の転職を成功させる3つのポイント

企業がどんな人材を求めているかを理解し、自分のスキルや実績をアピールできる転職先を探してください。

そのために、自己分析と企業研究はしっかりと行っておきましょう。

前向きな転職理由と志望動機を持つ

転職活動において重要なのは、企業に自分を採用するメリットを伝えることです。事業の成長への貢献をアピールすることが大切なので、そのための情報提供を心がけてください。

面接での転職理由の説明はポジティブな表現を使いましょう。例えば、「前職の経験から、新たに挑戦したい仕事が見つかった。」など、次のキャリアの意欲につなげて伝えます。

また、前職の反省点を志望動機につなげることもできます。「嫌だったから転職したい」のではなく、「やりたいことのために転職したい」と伝えるのがポイントです。

企業が求めている人材を理解する

第二新卒が求められている理由には以下のものが挙げられます。

  • ビジネススキルを習得済みである
  • 即戦力として期待できる
  • 目的意識がある
  • 自社の環境に馴染みやすい

第二新卒は、ある程度の社会人経験があるので教育コストを抑えられることが、企業にとってメリットとなります。

また、経験年数が少ないため余計な知識がなく、さまざまな仕事を素直に吸収できます。早いうちから自社の風土や働き方に慣れることで、長く働くことにも期待できるでしょう。

前職での経験やスキルをしっかりアピールする

第二新卒の転職活動は、基本的にポテンシャル採用になりますが、アピールできるスキルや実績があるなら伝えておきましょう。

しかし、企業ごとに求める人材が異なるため、アピールする内容には注意が必要です。業務に関係ないスキルや実績は、アピールしても意味がありません。

自己分析と企業研究で、自分の強みを活かせる転職先を探してください。適切なアピールで効果的な説明ができ、企業とのミスマッチを減らすことができます。

まとめ

第二新卒の転職について解説しました。第二新卒の転職は増加傾向にあり、新卒者が3年以内に離職する割合は30%を超えています。

転職する若手が増えている中で注意したいことは、「在職中に転職先を見つけること」「新卒との違いを意識する」「納得できる企業を選ぶ」の3つです。

転職を成功させるには、前向きな転職理由と志望動機を伝えてください。企業がどんな人材を求めているか理解し、アピールできそうなスキルや実績があるなら、しっかりと説明しましょう。抑えておくべきポイントを理解して、第二新卒の転職を成功させてください。

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