ワークライフバランスが古いといわれる理由!新しい考え方とは?

ワークライフバランスは幸福感や生活の質を向上させるために大切です。しかし近年では、「ワークライフバランスは古い」という意見も出てきました。では、なぜワークライフバランスは古いといわれるのでしょうか。

この記事ではワークライフバランスについて振り返りつつ、ワークライフバランスが古いといわれる理由ワークライフバランスに代わる新しい考え方を3つ紹介します。この記事を参考にして、あなたにあった働き方や生き方を考えてみてくださいね。

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴

●アジア1位の人材会社JACへ新卒入社
●2社目で人材紹介事業の役員として4年経験
●現在は株式会社Neutralの代表(32歳)
●「将来のイメージ」を持てる転職支援
●支援人数を6名に絞り深く伴走するキャリア支援
●23年は、年間58名の友人紹介でキャリア相談
●家族:奥さん・1歳の子どもと生活しています

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ワークライフバランスの意味

ワークライフバランスとは「仕事と生活の調和」を意味します。2007年に内閣府が「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」を定めて、ワークライフバランスを推進しています。

ワークライフバランスは誤った捉え方をされることもありますが、「仕事よりもプライベートを優先させること」ではありません。本来の目的は「仕事上の責任を果たしながら、家庭でも多様な生き方を選択・実現すること」です。つまり、どちらかを優先させるのではなく、仕事と生活の両方を充実させることを目指しています。

参照:内閣府男女共同参画局「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」

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ワークライフバランスが古いといわれる理由とは

近年では「ワークライフバランスは古い」という意見もあります。ここでは、理想と現実のギャップを踏まえて、ワークライフバランスが古いといわれる理由を解説します。

労働時間削減により現場が混乱した

とにかく労働時間を短くしよう」という誤った考え方により、現場が混乱してしまうケースがあります。労働時間を削減しても業務量は変わらないため、かえって負担が増えてしまうのです。

また、労働時間の削減を求められて、従来よりも短い時間で同じ成果を出さなければいけないこともあります。このように、ワークライフバランスを推進するための取り組みが、ストレスになってしまうことがあるのです。

仕事にも生活にも消極的になってしまった

仕事と生活のバランスを重視するあまり、どちらに対しても消極的になってしまう人もいます。仕事を「ほどほど」にした結果、プライベートに対する意欲も低下したと考えられます。

しかしワークライフバランスは、どちらかを犠牲にするものではありません。生活を充実させながら、仕事のパフォーマンスを向上させるという相乗効果を狙ったものなのです。

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ワークライフバランスに代わる考え方

ワークライフバランスを実現するための取り組みには、理想と現実のギャップが生じたため、新しい考え方が提唱されるようになりました。ここでは、「ワークライフマネジメント」「ワークライフインテグレーション」「ワークアズライフ」の3つの考え方を紹介します。

ワークライフマネジメント

ワークライフマネジメントとは、個人が主体的に自身を管理し、仕事と生活の両方を充実させていく考え方です。従来のワークライフバランスは、労働時間の削減や業務の調整などの企業の取り組みに従うものでした。

しかしワークライフマネジメントは、従業員が主体的に取り組むという点で異なります。個人が自ら管理することで、仕事の量や時間を減らすのではなく、仕事に対して積極的に取り組めるようになります。

ワークライフインテグレーション

ワークライフインテグレーションは、仕事と生活を統合する考え方を意味します。従来のワークライフバランスや先にお伝えしたワークライフマネジメントは、仕事と生活を分けて考えるものでした。

一方でワークライフインテグレーションは、生活と仕事を切り分けずに両方の充実を目指します。仕事と生活を統合して考えることで、どちらかを充実させるのではなく、どちらも充実させられるようになるのです。さらに、仕事とプライベートで相乗効果が期待できるというメリットもあります。

ワークアズライフ

ワークアズライフとは、ワークライフインテグレーションと同じように、仕事と生活を切り分けない考え方です。ただし、好きなこと(もしくは苦手ではないこと)を仕事にするという点で異なります。

ワークアズライフでは「自分がやりたいこと」と「仕事」が一致しているため、仕事に対して意欲的になります。また、仕事を人生の一部として考えるので、フリーランスの働き方と相性がいいことが特徴です。

まとめ

ワークライフバランスは「仕事と生活の調和」を意味しており、どちらかを優先するのではなく、仕事と生活の両方を充実させることが目的です。しかし、本来の目的から外れた取り組みによって、仕事の質も生活もかえって低下してしまうケースが散見されるようになりました。

そこで登場した新しい考え方が「ワークライフマネジメント」「ワークライフインテグレーション」「ワークアズライフ」の3つです。ワークライフマネジメントは受け身の姿勢ではなく、主体的に仕事と生活を充実させていきます。ワークライフインテグレーションやワークアズライフは、仕事と生活を線引きしない考え方です。この記事を参考に、あなたにあった働き方や生き方を考えてみてください。

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