転職の面接対策は何から?面接の流れやマナーなど基本を覚える!

転職活動最大の難関は面接です。転職を成功させるため、面接には十分な事前準備をして臨まなければなりません。では、面接対策は何から始めたらよいのでしょうか?面接対策が必要だと分かっていても、どうしていいか迷う人もいるでしょう。

本記事では、面接の一般的流れ、各面接でのチェックポイント、面接時の基本マナーを解説します。

この記事を読むことで、転職面接の基礎知識を習得しましょう。面接の流れやマナーの基本を覚えれば、面接の全体像が見えてきますよ。面接対策にご活用ください。

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴

●アジア1位の人材会社JACへ新卒入社
●2社目で人材紹介事業の役員として4年経験
●現在は株式会社Neutralの代表(32歳)
●「将来のイメージ」を持てる転職支援
●支援人数を6名に絞り深く伴走するキャリア支援
●23年は、年間58名の友人紹介でキャリア相談
●家族:奥さん・1歳の子どもと生活しています

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【転職面接】一般的な流れ

転職の面接は2~3回程度行うのが一般的です。面接を複数回実施するのは、応募者が自社に適合する人材であるかを様々な視点から評価するためです。

面接対策を考える際に、面接回数は多めの3回を目安にしておけばよいでしょう。この場合、面接の流れは「一次面接→二次面接→最終面接」となります。

一次面接→二次面接→最終面接

一次面接、二次面接を通過して最終面接に合格した後、採用内定の判断がなされます。

面接官は各面接で異なるのが一般的です。一次面接、二次面接、最終面接それぞれで面接官を務める人の例を下表にまとめました。

 区分 面接官を務める人(代表例)            
一次面接採用担当部署の中堅社員
配属予定部署の中堅社員
二次面接採用担当部署の管理職
配属予定部署の管理職
最終面接役員

一次面接・二次面接・最終面接では、質問内容にも違いがあります。一次面接の場合、評価対象になるのは応募者の人柄やコミュニケーション能力、業務経験・スキルなどです。

二次面接では、応募者の実務能力や会社との相性を見極めるため一次面接よりも深掘りした専門的な質問が出される傾向があります。

最終面接では、役員ならではの広い視点から、たとえば企業理念やキャリアビジョンに関しても聞かれる可能性があります。

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各面接でチェックされるポイント

転職面接の各ステップで、面接官はどのような点をチェックするのでしょうか?

2つのポイントがあります。それぞれ見ていきましょう。

一次・二次では「経歴・スキル・意欲」

一次・二次の面接では、会社が求める実務能力を応募者がどの程度持っているのか、短期間で戦力になれそうか、配属予定部署に適応できる人材であるかなどを面接官が評価します。面接官が主に着目するのは、応募者の経歴・スキルと仕事への意欲です。

応募者は、会社の事業遂行のために必要な経験やスキルがあるか、専門知識はあるのかなど実際の業務を念頭においてチェックされるでしょう。また、応募者が会社の業務に積極的に向き合う意欲的な人材であるかの見極めもチェックポイントになります。

転職の面接では、応募者の前職での経験や実績について面接官から聞かれます。自分の職務経験やスキルで入社後の業務に活かせるものがあるか、事前に確認しておきましょう。また、入社後どのように仕事に関わって会社に貢献していく考えであるのかについても、聞かれた時に自分の言葉で話せるよう準備しておいてください。

最終面接では「長く働く意志」

最終面接で面接官となる会社役員クラスの人は、長期目線で人材を確保していきたいと考えています。面接の場でも同様な思考をするでしょう。すなわち、“長く働いて活躍してくれる人を採用したい!” と考えるのが役員です。

ですから、応募者が「御社で長く働いて成果を出していきたいです!」と熱意をこめて話し始めれば、役員は目の色を変え、耳を傾けてくるかもしれません。

「長く働く意志」の表明は、面接官への最強の言葉となります!

とはいえ、「長く働く意志がある」という言葉だけで役員の心をつかむのは難しいでしょう。

長く働いて会社にどのように貢献しようと考えているのか? 成果を出すために何に取り組んでいきたいのか?・・・などを具体的に説明できるようにしておきましょう。

長期にわたって志望先の会社で活躍していくために、自身の将来ビジョンや目標を十分に練って事前に準備しておくのも大切です。

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面接時に知っておきたい基本マナー

転職の面接では、応募者はビジネスマナーを身につけているという前提で評価されます。面接官に好印象をもってもらえるように、基本マナーをおさらいしておきましょう。

ここでは、ビジネスマナーの中から面接時にチェックしておくべき大事なポイント4つを紹介します。

身だしなみに清潔感がある

身だしなみの清潔感はビジネスマナーの重要ポイントです。身だしなみとは、相手に不快感を与えない服装やふるまいを意味します。

身だしなみに清潔感を保つことは、面接時の基本的な心配りといえます。

身だしなみに清潔感があれば、面接官に好印象を持ってもらえるでしょう。しかし、清潔感がない場合はマイナス評価になりかねません。身だしなみには気をつけておきたいですね。

では、どのような点に気をつけたらよいのでしょうか? 髪型・服装だけでなく、“ふるまい” についてもチェックしておきましょう。主な注意点を2つ挙げます。

  • 髪や服装が清潔で整っていること
  • 面接室ドアの開閉などの所作を丁寧に行う

丁寧な会話を心がける

面接は、面接官と応募者双方のコミュニケーションの場です。面接で想定される質問には、自分の言葉で回答できるよう事前準備をしておきましょう。個々の質問への回答練習、模擬面接もできるだけ行ってください。

面接官からの質問は注意深く聞き取り、面接官が知りたいことを回答します。質問内容に不明点があれば、面接官に聞き返してください。

面接官の質問には簡潔に回答するように心がけましょう。回答内容にもよりますが、一般的には1分以内が回答の目安とされています。

自分が経験した過去のエピソードなどを語る時には話しが長くなりがちですが、要点を整理して話すのが大切です。

面接官は、応募者のことを知ろうとして多くの質問をしてきます。面接官と応募者のやりとりは「会話のキャッチボール」をイメージするとよいでしょう。会話のキャッチボールが続いていくことで、面接官・応募者の相互理解が深まってきます。

時間は厳守する

面接には時間厳守で臨まなくてはなりません。約束した時間を守るのは社会人の常識です。応募者が常識をわきまえているか否かも、面接官にチェックされています。

遅刻は厳禁です。面接の受付には面接開始時刻の10分前には到着するようにしましょう。面接開始まで5分前の到着ではギリギリで、気持ちを整える余裕もありません。

面接での時間厳守を確実にするためにも事前準備が大切です。できれば、前日までに面接場所まで出かけて下見をしておいてください。

下見ができないのであれば、面接場所までの交通手段、所要時間、目印となる建物などを調べて、迷わないで行けるように準備しておきましょう。

面接当日は1時間前に面接場所付近に着くのをおすすめします。面接までの1時間を有効に使って、カフェやビル内の待合場所などで身だしなみのチェックや面接時の定番質問への回答練習をしておくとよいでしょう。

1時間の余裕があれば、交通トラブルが生じた場合でも対応が容易になり安心できます。

姿勢や表情にも注意を払う

面接官は姿勢や表情がよい人に好印象を抱きます。応募者として、自分の姿勢・表情に問題がないかどうかを事前に確認しておきましょう。

好印象を持たれる姿勢や表情を身につけるには時間がかかります。転職活動を始めたら、背筋を伸ばして座る、自然な笑顔をつくるといった簡単なことから習慣づけていくのをおすすめします。

面接日が近くなったら、鏡の前で自分の姿勢や表情をチェックしましょう。家族や友人などの他者に見てもらうのもよい方法です。チェックして問題点があったらすぐに直してください。

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まとめ

面接の一般的流れ、各面接でのチェックポイント、面接時の基本マナーについて解説しました。

転職面接は「一次面接→二次面接→最終面接」の3ステップで行うのが一般的な流れです。ただし、一次面接と最終面接の2ステップで終わるケースも多く見られます。

各面接でチェックされるポイントは主に次の2つです。

  • 一次・二次面接:「経歴・スキル・意欲」
  • 最終面接:「長く働く意志」

面接時の基本マナーに関しては以下の4点に注意を払いましょう。

  • 身だしなみの清潔感
  • 丁寧な会話
  • 時間厳守
  • 姿勢や表情

面接対策は転職成功のカギとなります。本記事が皆様の転職活動に役立てば幸いです。

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