【転職】営業で高収入の業界は?おすすめを紹介します!

営業職への転職を考えていると「せっかくだから高収入な業界がいいな!」と思うこと、ありますよね。また現職が営業な場合でも、頑張っても収入が伸びず転職を考えることもあるでしょう。

そこでこの記事では、営業職で高収入を狙いやすいおすすめの業界を紹介します。平均年収と合わせて仕事内容やその魅力・特徴も解説するので、よく読むことで転職後のイメージをしやすくなるでしょう。

営業職で高収入を狙いたい方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴(32歳)

●新卒でアジア1位の人材会社JACへ入社
●2社目で人材事業の役員4年
●(株)Neutral設立
●エージェント歴9年
向き合う転職支援を徹底
●奥さん・1歳の子供と生活

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営業職は高収入を狙える職種

単刀直入に言うと、営業職は高収入を狙える職種です。業界や企業による差はあるもの、全体的に努力の成果が反映されやすい傾向があります。

ここではまず、営業職が高収入になりがちな理由を解説しますね。営業職で高収入を狙うなら、始めにこちらを理解しましょう。

高収入を狙えるといっても、決して甘い話ではありません。高収入を狙える仕組みを知り、そのための努力ができるか?事前にしっかり考えると転職後のギャップが少なくて済みますよ。

インセンティブで実質無制限

営業職では多くの場合、インセンティブ制度が設けられています。インセンティブとは報奨金のことで、ノルマを超えた分が上乗せされて受け取れる制度です。

インセンティブの平均相場は、営業ノルマを超えた分の10%から20%と言われています。その場合の収入は以下のようになります。

インセンティブ20%の収入例

営業ノルマ20万円・個人売上50万円の場合

売上50万円-ノルマ20万円=30万円(ノルマを超えた分)

30万円×20%=6万円

基本給+6万円=収入

とはいえ企業によってそれ未満のこともあれば、インセンティブなしという場合もあるので注意が必要です。

転職を考える際は、事前にインセンティブ制度の有無や割合をしっかり確認しておきましょう。

基本給が高い業界は高度な知識が必要

同じ営業職でも基本給が比較的高い業界と、そうでない業界があります。ザックリ言うと商品単価が高め、つまり営業で動く金額が大きめであれば基本給も高く、そうでない場合は低くなりがちです。

また大きな金額が動く商談を成立させるには、それに見合った高度な知識が必要になります。基本給が高めな業界の具体例としては、金融、IT、不動産などがあり、それぞれ専門知識が必要です。

以上3つの業界については、仕事内容や必要な知識をこの後解説しますね。

杉井

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営業職が高収入なおすすめ業界①金融業界

「金融業界は高収入」というイメージを持っている方は、多いのではないでしょうか。そのイメージ通り金融業界の営業職は、高収入を狙いやすい仕事の1つです。

マイナビ転職の2024年版 職種別モデル年収平均ランキングによると、

金融営業(個人)の平均年収は797万円(322職種中12位)

となっています。

ここでは、そんな金融営業の仕事内容と魅力を見ていきましょう。

主な仕事内容

金融業界の主たる存在と言えば、銀行と証券会社です。これらの営業職では主にどんな仕事をするのか紹介しますね。

まずどちらも1人の顧客が対象の個人営業と、企業が対象となる法人営業に分かれます。銀行と証券会社、個人営業と法人営業すべてに共通する仕事内容を大まかに挙げると、

  • 新規顧客の開拓
  • 既存顧客のフォロー
  • 資金調達のサポート

があります。

さらに銀行と証券会社で違う仕事内容として、主に以下のものがあります。

銀行営業職の主な仕事

  • 個人営業…住宅ローンの提案、金融商品の提案
  • 法人営業…預金取引、融資の提案、事業承継や買収・合併のサポート

証券会社営業職の主な仕事

  • 個人営業…資金調達・資産運用の提案やアドバイス、金融商品の提案
  • 法人営業…資金調達の提案、上場のサポート

このように銀行と証券会社の営業職では、似ている部分があります。

では両者の違いは何か?というと、銀行は預貯金に関することや住宅ローン・融資がメイン、証券会社は金融商品の提案や上場のサポートがメインとイメージすると、わかりやすいでしょう。

また銀行・証券会社ともに言えるのは、個人営業より法人営業の方が専門知識を持つ担当者を相手に商談するケースが多いということです。

そのため法人営業を担当する場合は、より多くの深い専門知識とコミュニケーション力や提案力が求められがちです。

金融営業の魅力は顧客との信頼関係構築

金融営業はその名のとおりお金に関わるだけに、顧客との信頼関係がとても重要になります。

そのため金融に関する豊富な知識を身に付けることは大前提ですが、他にもコミュニケーション力、判断力、リサーチ力など多岐に渡る能力が必要です。

また法人営業では、プレゼン力もとても重要な要素となります。これによって営業成績が大きく変わる、つまり高収入を得られるか否かに関わるからです。

このように金融営業は身に付けるべき知識や能力が幅広いため、決して簡単な職種ではありません。だからこそ高収入も狙え、挑戦し甲斐がありますね。

杉井

顧客の人生に大きく関わる仕事だけに、やりがいが大きいですよ!

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営業職が高収入なおすすめ業界②IT業界

金融業界に続いて高収入を狙いやすいのが、IT業界の営業職です。

マイナビエージェントによると

IT系営業の平均年収は472万円
年代別に見ると20代の平均年収が410万円、30代の平均年収は585万円

年代による年収の差が大きいのが、IT営業職の特徴です。経験を積むほど、年収アップが期待できるということですね。

ここからは、IT営業職の仕事内容と魅力を詳しく見ていきましょう。

主な仕事内容

IT業界の営業職は、基本的に法人営業のみです。個人向けに開発されたIT商品は多々ありますが、それを直接営業することはほぼないでしょう。IT業界での営業職の主な仕事は、技術職であるエンジニアと顧客である企業をつなぐことがメインです。

具体的には

  • 新規顧客の開拓
  • プレゼン資料の作成
  • 商品の売買
  • 契約書類の作成
  • エンジニアとの打ち合わせ

など、商談や販売に関わる仕事全般です。また場合によっては、納品やその後のサポートまで担当することもあります。

IT営業の魅力は営業スキルとIT知識を磨けること

仕事内容を見てわかるように、IT業界でも営業職は技術的な仕事をするわけではありません。それでもIT技術に関する知識は、しっかりと身に付ける必要があります。

なぜかというと自社商品の技術をしっかり理解し説明できないことには、提案もできないからです。商談の場で技術的な話は、避けて通れませんからね。

また一口にIT業界といっても扱う商品は幅広く、ソフトウェアやクラウドサービス、Web系、その他多岐に渡ります。

扱う商品によって必要な知識も変わるので、事前の企業研究でどの分野に強い企業なのかを確認しておくと良いですね。

杉井

今や企業にとってITはお金と並んで重要なものなので、こちらもやりがい充分ですね!

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営業職が高収入なおすすめ業界③不動産業界

営業職で高収入を狙うために、おすすめな業界の3つ目は不動産業界です。

2024年版 職種別モデル年収平均ランキングによると

不動産営業の平均年収は960万円(322職種中7位)

となっています。かなりの上位ですね。商品単価が高めなため、営業成績次第では高収入を狙いやすい業界と言えます。

ここからは不動産営業の特徴を見ていきましょう。

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不動産営業は個人営業志向の人におすすめ

不動産業界での営業職は、住宅や土地の販売、売買のサポート、賃貸物件の仲介が主な仕事です。その他にも、土地活用や投資用物件の売買を担当する場合もあります。

不動産業界では先ほど紹介したIT業界とは反対に、個人営業が多いという特徴があります。そのため1人1人のニーズや人生により深く向き合う営業と言えるでしょう。法人営業に比べて、1人の顧客やその家族と深いお付き合いになります。

また感情に左右される部分が大きくなるのも、個人営業の大きな特徴です。法人営業ではプレゼンを交えて論理的に提案するのが基本ですが、個人営業の場合はいかに顧客の感情を動かし商品に魅力を感じてもらうかがポイントになります。

そのため商談相手によっては砕けたコミュニケーションも取り入れながら、臨機応変に対応する必要があります。より細かく「人」を見る力が必要ということですね。

そのような顧客との関りに興味関心が強い場合は、不動産業界の営業で高収入を狙うのがおすすめですよ。

杉井

おなじ営業職でも、法人と個人で仕事内容が違います。自分がどちらに向いているのか分析してみましょう!

まとめ

営業職で高収入を狙いやすい業界として

  • 金融業界
  • IT業界
  • 不動産業界

について、平均年収や仕事内容などを解説してきました。

挑戦してみたい仕事はありましたか?法人営業ならIT業界、個人営業をメインにしたいなら不動産業界が特におすすめです。

もちろん高収入を狙うには、それに見合った営業技術や業界・商品に関する専門知識を身に付ける必要があります。それらは決して簡単ではないでしょう。しかし裏を返せばやりがいも充分にあるということです。

また営業職ではインセンティブ制度がある場合も多く、努力の結果が報奨金という形で返ってくるのもやりがいの1つです。

営業職で高収入を狙いたい方は、ぜひこれらの業界を転職先の候補に入れてみてくださいね!

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