営業職はかなりの体力と精神力が必要とされる仕事です。この記事を読んでいるあなたは、営業職に疲れて転職したいと考えているかもしれませんね。
とはいえ一方で
「疲れたという理由で転職をするなんて甘えなんじゃないか」
「今まで営業職しかやってこなかったから、どうやって転職すればいいのかわからない…」
と葛藤していませんか?
今回は営業職に疲れ転職を考えている方へ向けて、事前に知っておくべきことを解説します。よく理解し、転職を考える際の参考にしてくださいね。
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営業に疲れたと感じる理由で多いものは?
営業で疲れたと感じる理由で多いのは、次のようなものがあります。
営業に疲れたと感じる理由
- ノルマがつらい
- 体育会系の雰囲気が合わない
- 人と接することにストレスを感じる
- 残業が多い
あなたも当てはまる理由がありましたか?なんとなく疲れたと思っている中に、複数の理由が含まれる場合もあります。
そしてあなたが感じている営業職の疲れは、他の人も感じていることです。疲れているのはあなただけではなく、同じように考えている仲間が沢山います。
「営業に疲れを感じているなんて気合いが足りないんじゃないか…」と自分を責めず、まずは営業職で疲れている人は思ったよりもいることを認識しましょう。
そうすることで心の荷が少し降り、余裕をもって前向きに転職できるでしょう。
気合だけで乗り切れない疲れもありますよね。
転職を考える前に明らかにしておきたいこと
ここでは営業に疲れを感じて転職を考える前に、ハッキリさせておきたいことをお伝えしていきます!
自分が疲れたと感じる理由
まず営業に疲れを感じて転職が脳裏に浮かんだら、自分はなぜ営業に疲れを感じているのかハッキリさせておくことが大切です。それをせずに転職しても、同じことを繰り返す可能性が高くなってしまいます。
先ほど営業に疲れたと感じている理由で多いものを挙げましたが、その中に当てはまる理由がない場合もあるでしょう。また疲れた理由が1つの人もいれば、いくつもある人もいるはずです。
例えば「人と接することは苦ではないけれど、数字を追い求めるのはしんどい」という場合と、「人と接することも苦手だし、数字を追い求めるのも合っていない」という場合では転職の方向性がだいぶ変わります。
そのため営業に疲れた理由は何なのかを具体的にすべて洗い出し、整理することが重要です。
営業職からの転職失敗談
筆者の私も営業職から転職をしたことがあります。
当初はノルマ達成のための残業が疲れの理由だと思っていました。しかし後で振り返った結果、本当の理由は少し違うことに気づいたのです。
実際は残業そのものではなく、職場の人と長く接していることに疲れを感じていました。
当時は疲れの理由をハッキリさせていなかったため、最初の転職は失敗することに…
転職で問題が解消されるか
営業に感じている疲れの理由が判明したら、次はその疲れの理由が転職で解決されるのか考えてみましょう。
ノルマや数字を追い求めることに疲れているのであれば、営業職ではない職種に転職すれば疲れから解放される可能性はもちろん高くなります。
しかし疲れの理由が人間関係であれば、転職先でも同じように人間関係の疲れに悩まされるかもしれません。
そのような場合はまず今の職場で異動願い出してみたり、自分の考え方や行動を変えて人間関係に振り回されないようにしてみたり、やれることを一度試してみましょう。
それでも疲れを感じてしまったら、そこで初めて転職を考えても遅くはありません。
転職は気軽に何度もできるものではありませんので、それをすることで営業疲れの理由が解消されるかどうか慎重に見極めましょう!
同じことを繰り返さないためにも、営業に疲れた本当の理由を見極めることが大事ですよ!
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転職は甘えや逃げではなく「攻め」ととらえよう
転職を「甘え」や「逃げ」ととらえる人もいますよね。ですが結論から言うと、その感覚は一旦横に置いておいた方が良いです。
なぜかというと、逃げだと思った時点で、逃げの転職になってしまうからです。もしくは「逃げるのは良くないから頑張る!」という風に、必要以上に耐えてしまうこともあるでしょう。
自分で思うより先に周りからそう言われることも、少なくないかもしれませんね。それでも転職を考えるからには、攻めの気持ちで前向きにとらえ直す必要があります。
これは単に精神論だけではなく、「逃げの転職」と「攻めの転職」では以下のような違いもあります。
逃げの転職と攻めの転職
- 逃げの転職…現状のネガティブな部分と向き合わずとりあえずの転職
- 攻めの転職…現状としっかり向き合いキャリアプランも考えた上での転職
両者の違いを簡単に言うと、未来のことを考えているか否かです。今、営業に疲れているからとりあえず転職すると、また同じことを繰り返す可能性があります。
反対に現状の問題点を明らかにし未来のことをよく考えて転職をすれば、より良いキャリアを積めるでしょう。
どんなマインドで転職するのかが、とても重要ですよ。
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営業からの転職を考えるときのポイント
転職をしない限り疲れからは解放されないとわかった方へ向けて、営業から転職を考えるポイントを紹介していきますね。
営業で疲れたときの転職は甘えではない
まず営業で疲れたときの転職は甘えではなく、同じような理由で転職をしている人はたくさんいることを頭に入れておいてくださいね。
先ほどもお伝えしましたが、営業に疲れを感じている人は多くいます。そのような理由で転職をすることは決して甘えではありません。
仕事の時間は人生の中でも多くの割合をしめます。人生の多くの時間を疲れながら過ごすなんて嫌ですよね。
だからこそ営業に疲れを感じていると気づけたことは、より良い人生を送るためのきっかけとも言えます。
人間誰しも向き不向きや合う合わないといったことがあるのは当たり前なので、まず営業に疲れを感じたことを負い目に思わず転職活動を進めていきましょうね。
1年未満の早期退職は注意が必要
営業に疲れて転職することは、決して甘えではありません。とはいえ営業をはじめて1年経たない場合は少し注意が必要です。
1年未満の早期退職では「辛抱強さがないのではないか」、「入社してもらってもまたすぐ辞めちゃうんじゃないか」と、転職活動においてマイナスになる場合があります。
そのため1年未満で営業からの転職を考えている方は、次の職場でのミスマッチが起きないように営業の疲れの理由を徹底的に精査しておきましょう。仮に営業以外の仕事をしたときに起こりそうな疲れや懸念点も合わせて考えておくことが大切です。
また1年未満という短い期間でも営業で学べたこともあるでしょう。それらの経験をこれからどう活かしていくのかを面接で伝えることができれば、スムーズに転職できる可能性もありますよ。
転職先でのキャリアプランを見据えよう
また転職先でのキャリアプランを考えておくことも必須です。
営業に疲れを感じた場合の多くは、営業職以外の仕事を転職先に選ぶでしょう。異業種に転職することは、これまで考えていたキャリアプランがまったく違ったものになりますよね。
例えば「転職先で必要な資格を取得してなるべく早く一人前になる」や「営業職を経験したからこそ、契約後もお客様からの相談やサポートなどずっとお客様と関わる仕事がしたくなった」などです。
新しい仕事への前向きなプランや過去の経験があったからこそ描くことのできたキャリアプランなど見据えておくと転職の軸がハッキリとし、自分にぴったりのキャリアチェンジができるでしょう。
反対にキャリアプランをしっかり立てておかないと、転職でミスマッチが起こり後悔する可能性もあります。転職先で自分はどう働いていきたいのか、キャリアプランを事前に考えておきましょう!
迷う時は転職エージェントの利用も考える
営業からの転職を考えても何から手をつければ良いのかわからなかったり、自分にはどんな仕事が向いているのかわからない場合もありますよね。そんなときは転職のプロである転職エージェントを利用してみるのも良いでしょう。
営業に感じていた疲れの理由や原因から、自分にマッチしそうな職種や業界を転職エージェントが探し出してくれます。
転職エージェントは数多くの人を転職に導いているので、こういうタイプの人はこういう仕事が続きやすいなど熟知しています。
転職エージェントに相談したことで営業で培った自分の強みや、実はやりたいことなどが見えてくることもあります。少しでも営業からの転職に迷いや不安がある方転職エージェントを活用してみてくださいね!
1人で悩むとさらに疲れてしまうので、上手に人の手を借りることも大事ですよ♪
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営業の経験を活かしたおすすめの2職種
営業から他の職種へ転職する場合、どのようなものが良いでしょうか。経験を活かしやすいおすすめの職種を2つ紹介しますね。
企画・商品開発
営業職からの転職先としてとしておすすめなものの1つめは、企画・商品開発に携わる職種です。企画と商品開発は1つの部門として行う企業もありますが、別の部門で扱われる場合もあります。企画と商品開発の違いは以下の通りです。
企画と商品開発の違い
- 企画…商品やサービスのアイディアをゼロから生み出すのが主な仕事
- 商品開発…商品やサービスのアイディアを実際の形にするのが主な仕事
つまり何もない所から商品のアイディアやイメージをつくり出すのが企画、それを受けて実際の商品やサービスをつくるのが商品開発というイメージです。これらの仕事には、リサーチや販売促進・PR活動などを含みます。
そのため顧客のニーズを適切に汲み取る力や、満足度の高い商品やサービスを考える力が必要な職種です。またアイディアを提案するプレゼン力も必要でしょう。
そのような力は営業職で培われている場合が多く、経験とスキルを活かせる可能性が高い職種です。
人事
営業職からのおすすめ転職先の2つめは人事です。人事はその名の通り、社内の「人」に関わる業務に携わります。具体的な仕事内容の例は以下の通りです。
人事の仕事内容例
- 採用活動
- 社員の教育
- 勤怠管理・給与計算などの労務管理
このように他の社員と関わることが多い人事の仕事では、高いコミュニケーション力が必要とされます。
例えば採用面接では合否を決める立場でもありますが、企業を代表して志望者と話し合う立場とも言えます。その人のコミュニケーション力が低く印象が悪ければ内定辞退も多くなってしまうので、良い人材の確保にとても大切な役割です。
また社内研修などでも、高いコミュニケーション力は必要です。コミュニケーション力が高いほど良い社員教育ができ、企業の発展にもつながるでしょう。
そういったコミュニケーション力も、営業職を通して養われている場合が多くあります。そのため営業からの転職先として、人事もおすすめできます。
営業でも要となる「リサーチ力」や「コミュニケーション力」などが活かせる職種がおすすめですよ♪
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まとめ
今回は営業に疲れを感じている方に向けて、営業からの転職ですべきことや注意するポイントを紹介しました。
営業に疲れて転職することは決して甘えなどではありません。しかし転職の前に試した方が良いことや考えるべきことはあります。
まずは営業のどんな所に疲れているのか、また現在の職場でできる対策はないかよく考えましょう。
また勤続1年未満での転職を考える場合は特に、今後のキャリアプランをしっかり考え直す必要があります。
その上で転職をする場合は、企画・商品開発や人事がおすすめです。リサーチ力やコミュニケーション力など、営業で培った力を活かしやすいでしょう。
またキャリアプランや転職先に悩む場合は、転職エージェントに頼るのもおすすめです。1人で悩み過ぎて益々疲れてしまわないように上手に利用しましょうね。
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