転職活動ではどれくらいのお金を用意すればいいのでしょうか?準備をしないまま転職活動を始めてしまうと、金銭的に苦労するかもしれません。
「初めての転職で何も分からない」
「税金の支払いはどうなるの?」
などの悩みを抱えている人も多いようです。
そこでこの記事では転職活動にかかる期間と、費用について以下のことを解説していきます。
- 転職エージェントが無料の理由
- どんなことにお金がかかるのか
- 在職中・退職後の転職費用の違い
- 税金の支払いについて
この記事を読めば、転職活動にどれだけのお金が必要か理解できます。転職活動を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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転職エージェントにお金がかからない理由
転職エージェントは求職者の転職をサポートしてくれるサービスです。転職に関すること全般をキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。応募先へ提出する履歴書・職務経歴書の添削や、相手企業との交渉まで代行してくれますが、これらのサービスは無料で利用できます。
これだけの手厚いサポートを無料で利用できる理由は、求職者と契約を決めた企業から成果報酬を受け取るビジネススタイルだからです。企業側は、転職エージェントに求人掲載した時点ではお金がかかりません。人材を採用した場合に、企業側が転職エージェントに手数料を支払うことになります。
転職活動でお金がかかるのはいくらくらい?
転職活動ではどんなことにお金がかかるかを見ていきます。
人によっては思わぬ出費もあるので、チェックしておきましょう。
履歴書代
履歴書はインターネットから無料でダウンロードすることもできます。基本的には市販されている履歴書で問題ありません。価格としては100~300円くらいで購入できます。
履歴書にも種類がありますので転職活動用を選んで購入してください。職歴欄が大きく、退職理由を欄があるなど、転職者にとって使いやすいようになっています。
転職では、スキルや経験をどう活かせるのかを伝えることが重要ですので、職歴欄が大きいとアピールには効果的です。もし、書ける経歴が少ないなら一般用の履歴書を提出しても問題ありません。
交通費
転職活動における交通費は、現在住んでいる場所との距離によって変動します。転職を機に上京する場合や、逆に地元へ帰るUターンなどのケースでは、飛行機や新幹線の移動となり交通費がかさむことになります。
近距離の移動でも面接の回数が多くなれば、合計でそれなりの金額になります。移動の回数を確認して計画的にスケジュール管理するといいでしょう。
スーツなどの服飾費
スーツやネクタイなど、現職で着用している場合には必要ありませんが、私服で通勤している場合には面接用にスーツや小物を揃える必要があります。
新卒の就職活動で着用するリクルートスーツは、転職には向いていないとされているため、新しくスーツ一式を揃えると5万円前後かかることが多いです。
紳士服量販店なら、さまざまな価格帯がありサイズ展開も豊富です。店員が採寸をしてくれるため、自分の体型に合ったスーツを購入できます。
費用をおさえたい場合は在職中の転職活動がおすすめ
退職してから転職活動すると、収入がなくなるため金銭的余裕がなくなります。
精神的にも追い詰められた状態になるので、在職中の転職活動がおすすめです。
生活費などの準備金が大きく変わる
退職後に転職活動をしている場合、その期間は貯金を切り崩して生活することになるでしょう。そのため、十分な転職資金を確保してから転職する必要があります。
少しでも費用を抑えるには短期間で次の転職先を探さなくてはなりません。貯金がなくなったからといって急いで転職先を決めても、その仕事を長く続けられるかは分かりません。
時間をかけてしっかりと転職先を選ぶためには、働きながら転職活動をする方法が無難です。
退職後の転職活動なら最低3か月分の生活費を用意する
一般的な転職活動の期間は約3か月といわれています。退職してから転職活動をするなら70〜80万円。働きながら転職活動をするなら30〜40万円必要になるでしょう。
どちらの方法にしてもある程度の資金が必要になりますので、転職活動を始める前からまとまったお金を作っておく必要があります。
さらに、怪我・病気など想定外の出費に対しての備えも必要です。もしもに備えて転職資金を多めに確保しておくと安心して転職活動ができます。
退職中は税金の支払いにも注意する
仕事を辞めてから転職する場合には、これまで給料から天引きされていた住民税や健康保険料を自分で支払う必要があります。税金の支払いは前年の収入を元に計算されるので、転職活動が長引いてしまった場合、1年間は現職時代と同じ税金を納めることになります。
前職の収入で変動しますが、だいたい3万円から4万円前後の金額になることが多いです。
まとめ
転職ではどんなことにお金がかかるのか解説しました。転職エージェントは無料で利用できますが、転職活動にもお金が必要です。
転職先が決まるまでにも生活費や税金の支払いが発生しますので、ある程度のまとまったお金を確保するか、働きながら転職活動をするのがおすすめです。
どちらの方法を選択するにしても、短期間で転職先を決めた方が負担は小さくなります。転職エージェントのサポートをうまく活かして、新しい転職先を見つけてください。
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