リモートワークとテレワークの違いは何?リモートワークの種類を紹介!

新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、リモートワーク・テレワークという言葉をよく耳にするようになりました。2つの言葉にはどんな違いがあるのでしょうか。

この記事では、リモートワーク・テレワークの違いと、普及率について解説します。また、リモートワークの種類についても詳しく紹介しています。

この記事を読むことで、リモートワークといっても、その働き方は様々あることが分かるでしょう。効率よく働くために、在宅勤務してみたい方、あるいはリモートワークに興味のある方は、この記事をぜひ参考にしてください。

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴

●アジア1位の人材会社JACへ新卒入社
●2社目で人材紹介事業の役員として4年経験
●現在は株式会社Neutralの代表(32歳)
●「将来のイメージ」を持てる転職支援
●支援人数を6名に絞り深く伴走するキャリア支援
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●家族:奥さん・1歳の子どもと生活しています

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リモートワークとテレワークの違い

リモートワークとテレワークは同じ意味の言葉として使用されています。

それぞれの言葉の意味を見ていきましょう。

リモートワークの意味

リモートワークとは、会社以外の場所で働くことを指します。明確な定義はなく、従業員が出社することなく業務を行うことを、リモートワーク(remote work)という言葉で使用されています。

リモートワークは、ローマ字表記で「remote work」と記載される言葉で、遠隔を意味する「remote」と、「働く」という意味の「work」を合わせた造語です。

テレワークの意味

テレワークの意味は、総務省ホームページで下記のように記載されています。

テレワークとは、ICT(情報通信技術)を利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方です。

引用:総務省HP(テレワークの推進)

テレワークという言葉は、政府や公的機関、大企業のような組織が使用している傾向があります。

公的機関では、助成金・補助金の名称に使用していることがあるため、申請先や方法を調べる際には、「テレワーク」で検索してみてください。

現代日本では、「リモートワーク」と「テレワーク」は、どちらも同じ意味の言葉として使用されています。

リモートワークの普及率

総務省が公表している「令和4年通信利用動向調査の結果」によると、リモートワークを導入している企業の割合は、全体で5割を超えています。

また、令和4年の普及率を業種別に見ると「情報通信業」の導入率が97.6%、「金融・保険業」は84.3%の企業が導入しています。一番普及率の低い業種は、「運輸・郵便業」で33.1%でした。

リモートワークの導入目的は「新型コロナウイルス感染症への対応」が87.4%となっています。導入した企業のうち、91.3%が在宅勤務という形を取っています。

リモートワークの種類

リモートワークにもさまざまな働き方があります。

4種類の働き方を紹介しますので、詳しく見ていきましょう。

ハイブリッド・リモートワーク

ハイブリッド・リモートワークとは、在宅勤務とオフィスワークを選択して働くスタイルのことです。例えば、「1週間のうち3日間は自宅で仕事をして、残り2日は会社に出勤して働く」といった働き方を指します。

従業員側にとっては、データ入力や分析などの業務は、自宅で働いた方が作業に集中できます。また、打ち合わせや交渉など、コミュニケーションが必要な場合には、出社して話を進めたほうが効率的です。

また、企業側にとっても、従業員の状況に合わせて働き方を選択できるため、生産性向上につながることがハイブリッド・リモートワークのメリットです。

フルタイム・リモートワーク

フルタイム・リモートワークとは会社に出社せず、すべての業務時間を会社の外で働くスタイルです。

従業員側にとっては、自分が自由に使える時間が最大限に増えることが大きなメリットです。

企業側としても、従業員の出社が減るため、オフィスでの光熱費などの経費が減らせます。また、出社のための交通費も削減できることもメリットです。

ただし、原則としてオフィスを利用しないため勤怠管理が難しく、企業の環境整備が必要です。リモートワークの導入と構築にお金がかかり、運用・保守の費用も必要になるでしょう。

リモート・アウトソース

社外の人間がリモートワークできる業務を担当する働き方です。契約した人は、勤務時間すべてをオフィス外で働きます。例えば、フリーランスのプログラマーと契約して、自宅で作業をしてもらうようなスタイルがリモート・アウトソースです。

企業側としては、外部にお願いするため、プロジェクトの進捗状況を把握するのが難しい面があり、管理が難しいことには注意してください。評価の基準は、提出された成果物から判断するしかありません。

リモート・アウトソースの場合は、企業側と契約者側の間には雇用関係はなく、業務委託であることが特徴です。

テンポラリー・リモートワーク

テンポラリーとは「一時的な」という意味であり、テンポラリー・リモートワークとは、普段オフィス勤務だった従業員が、一時的にリモートワークに切り替える働き方のことです。

勤務時間が固定されていないため、子育てや介護にも柔軟に対応できることがメリットです。従来の勤務形態であれば、妊娠・出産で休業せざるをえない状況でも、自分のペースで仕事を進めることができます。

まとめ

リモートワークとテレワークの違いについて解説しました。新型コロナウイルスの影響で、働き方にも大きな変化がありました。出社しなくても働けるようになり、より自由な形で業務を進められます。

総務省のデータでは令和4年のリモートワークの普及率は全体で5割を超えており、情報通信業では97.6%が導入しているため、リモートワークは日本中に広がっていることが分かります。

リモートワークの種類についても4つの働き方をこの記事では解説しました。状況に合わせて働くことで、より効率的に業務を進められるでしょう。

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