第二新卒の転職が難しいといわれる理由!スムーズに進める方法を解説!

第二新卒を積極的に採用する企業が増えています。コロナ禍を経て企業活動が活発化していることも第二新卒の転職には有利な状況といえるでしょう。

しかし、「第二新卒として転職活動を始めたいけれども難しいのだろうか?」と不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

第二新卒の転職は難しいという人もいます。第二新卒はすぐに辞めてしまうとか業務経験やスキルが少なくて即戦力にはならないといった思いがあるからです。

そこで本記事では、第二新卒の転職が難しいといわれる理由や転職をスムーズに進める方法を解説します。転職活動に役立ててください。

記事監修

(株)Neutral
代表取締役 杉井俊貴

✅中長期見据えた転職成功へのロードマップを発信
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第二新卒の転職が難しいといわれる2つの理由

第二新卒のメリットは若さと社会人経験があることです。ところが、第二新卒にマイナスイメージを持ち採用に難色を示す企業もあります。

第二新卒の転職が難しいといわれる理由が分かれば、転職の進め方を見直すことも可能になるでしょう。以下に主な理由2つを紹介します。

「第二新卒はすぐ辞める」という先入観がある

第二新卒は退職を決意した人、あるいは既に退職した人のどちらかですから、志望先企業からは「またすぐに辞めることにならないか?」と警戒されがちです。

転職に対してマイナスのイメージが強くあった過去の時代とは違って、現代は転職が普通のこととなり、「第二新卒はすぐ辞める」という先入観を持つ企業は少なくなりました

しかし、まだ一部の企業などにはこのような先入観が残っており、第二新卒の転職は難しいといわれる要因の1つになっています。

即戦力となる経歴がない

第二新卒は社会人としての業務経験が長くて2~3年であり、一般的には即戦力とはなりえません。

一方で、日本の労働力人口減少の影響もあり、産業界では人材の取り合いが激しくなってきています。新卒採用や中途採用をしても欲しい人材がなかなか獲得できない状況です。

このため、社会人経験があり比較的短期間の再教育や研修で業務に習熟可能な第二新卒に注目が集まるようになりました。

第二新卒は、即戦力にはならなくても早めに戦力化できるポテンシャル(潜在的可能性)を持った人材として企業から期待されています。

実は第二新卒の転職の需要は拡大傾向

第二新卒の採用ニーズは増えています。転職サイトや求人情報誌では「第二新卒歓迎」と書いてある募集が目につくようになりました。

現在、多くの企業が第二新卒を積極的に採用しようとしています。なぜでしょうか? 第二新卒の採用には以下のメリットがあるからです。

第二新卒採用のメリット

・人手不足の対策として有効である
・第二新卒は社会人の基礎が身についている

それぞれ見ていきましょう。

企業の多くが人手不足が課題

コロナ禍の影響が低下した今は経済が回復基調にあり、賃上げの必要性も叫ばれています。しかし、事業を伸ばそうにも人手が足りない、将来を担う若手の採用が難しくなっているというのが企業の悩みです。

このような問題の解決に向けて、各企業は若手人材の獲得に力を入れています。しかし、全般的に新卒の求人数に対して学生の数がまったく足りず、特に中小企業では新卒者を十分に採用できていません。

その根拠の1つとなる「新卒者充足率」は年々低下しています。(参考資料:リクルート調べ『ワークス採用見通し調査(新卒:2025年卒)11ページ、図表10 新卒採用の充足率の推移』

そのため、新卒に近い若手人材である第二新卒を積極的に採用する動きが各業界や企業で拡大してきました。

企業としては、新卒と同様にポテンシャルのある第二新卒が入社して長く活躍してくれる人材として育つのを期待しているのでしょう。

第二新卒は社会人としての基礎が身についている

新卒で就職して初めは学生気分が残っていた人も、1年もたてばビジネスの場で鍛えられて社会人らしくなってきます。

新人研修でビジネスマナーを教わったり、お客様に対して自社の製品説明をしてプレゼンテーション力を向上させたりと、ビジネスに必要な基礎的なスキルを習得してグングン成長していくのが入社後1~2年ぐらいの時期です。

1年以上の社会人経験を持つ第二新卒であれば、ある程度のビジネススキルが身についていますから、早めに企業の戦力になれる可能性が高いでしょう。

第二新卒の転職をスムーズに進める方法

第二新卒の転職を成功させるため、事前準備をしっかり行っていきましょう。特に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

自己分析と企業分析を徹底的に行う

第二新卒の転職活動では、仕事に関することを中心に自己分析と企業分析を行いましょう。

自己分析で重点的に行っておきたいのが、「退職理由の整理」と「前職での仕事の棚卸し」です。

第二新卒は前職を辞めようとしているか既に辞めてしまった人ですから、面接官は自社に入社してからもすぐに辞めてしまわないか?という疑念を抱いています。

自己分析としては、まず転職してかなえたい希望や理想の面からポジティブな転職理由を明確にするのが重要です。次に職場での不満や人間関係のトラブルなどネガティブな退職理由があれば、ポジティブな転職理由につなげられるように整理して伝え方も工夫してください。

志望先企業は応募者が自社の仕事に適応して活躍してくれるのかにも大きな関心をもっています。そのため、応募者の仕事に関する価値観や前職での働きぶりについては、面接官からほぼ確実に聞かれます。

次に、前職でどのような思いで仕事に取り組んだのか、その仕事を通して得たものは何かを振り返って思い出したことを書き出すなど、「前職での仕事の棚卸し」をしておくとよいでしょう。

また、企業分析はとても重要です。自分と志望先企業の価値観が合うか、入社後に本当に自分がやりがいをもって働いていけるのか、自分のもつポテンシャルをこの企業で活かせるのか、十分な企業分析をしたうえでチェックしていかなければなりません。

そもそも、企業が第二新卒に何を期待して採用しようとしているのかも重要なチェックポイントとなります。

早く即戦力になってもらう意図があるのか、ポテンシャル採用して新卒と同様に社内で時間をかけて育成していくプランがあるのかなど、企業の第二新卒採用の方針や採用基準に関する情報収集が大切です。

転職サービスを活用する

第二新卒の転職を成功させるためには、転職エージェントの活用が必須と言ってもいいくらい重要になってきています。

転職サービスの中で最も強力な支援を提供しているのは転職エージェントです。転職サービスには転職サイトや口コミサイトもありますが、情報提供などの限定的な支援にとどまります。

第二新卒転職の場合、早いケースでは転職活動を始めてから2~3か月で入社の内定が決まります。遅いケースでも転職の成否が決着するのは通常6か月後ぐらいでしょう。

このような短期間に転職活動を行って、自己分析・企業分析を経て複数の企業を選定・応募し書類作成や面接対策まで行うのは非常に大変です。通常は前職にとどまって働きながらの転職活動になりますので、使える時間に限界があります。

第二新卒には、学生時代の就活時のような会社説明会はありません。友人や同級生と情報交換しながら事前準備を進めることもできません。第二新卒の転職活動は、孤独の中で進めることになります。

第二新卒の転職活動を進めていくと、どうしても知りたい情報が増えてきます。

第二新卒歓迎の企業は多いけれども、新卒と同じようなポテンシャル採用をしてくれるのだろうか? 本当は即戦力がほしいのかな? 入社してからのキャリアアップの仕組みはどうなっているのだろうか?・・・など多くの疑問点が浮かぶものです。

これらの情報収集や自己分析・企業分析、書類作成・面接対策、さらには面接の日程調整も含め転職活動全般を支援してくれるのが転職エージェントです。

転職エージェント利用の際には複数社に登録するのが一般的です。

第二新卒転職の場合は、大手の総合型エージェント、第二新卒特化型エージェント、職種特化型エージェントの中から、自身の転職活動に合う転職エージェントを複数社選んで登録・活用するのをおすすめします。

書類や面接の対策は十分行う

第二新卒の求人に応募する際には、応募書類の作成と面接対策に万全を期しましょう。

学生時代の就活と社会人になってからの転職とでは、企業が志望者に求める提出書類や面接での受け答えのレベルに大きな違いがあります。当然のことですが、企業の要求レベルが高いのは社会人経験を積んだ人材を募集する転職の方です。

第二新卒は就職して働いた経験がありますので、企業は第二新卒の志望者に対して社会人にふさわしい説得力のある応募書類作成やきちんとした面接対応を期待しています。

ですから、第二新卒の書類選考と面接を通過するのは容易ではなく、厳しい目で見られていることも意識しておいてください。

第二新卒としての社会人経験の期間が短くて、職務経歴書に書けるような成果や業績が見当たらない人もいるかもしれません。

そのような場合、仕事上の体験、たとえば会議の議事録を作成したとか、プレゼン資料を作ってお客様に説明したというようなエピソードを思い起こしてみてください。思い出した実体験を簡潔に整理して職務経歴書に記載するのは効果的です。

また、社会人経験を通して感じた自分の強みや得意なことを面接の場でアピールすれば、好印象となるでしょう。

まとめ

第二新卒の転職が難しいといわれる理由や転職をスムーズに進める方法を解説しました。

第二新卒の大きなメリットは若さと社会人経験があることです。しかし、以下の理由から第二新卒の転職は難しいともいわれています。

・「第二新卒はすぐ辞める」という先入観がある
・即戦力となる経歴がない

一方、企業の人材採用の面からは、慢性的な人手不足の影響もあり第二新卒のメリットが見直されるようになってきています。第二新卒を即戦力としてではなくポテンシャル採用する企業は増加傾向です。

第二新卒の転職をスムーズに進めるためには、事前準備をしっかり行うことが大切です。押さえておきたいポイントは3つあります。

・自己分析と企業分析を徹底的に行う
・転職サービスを活用する
・書類や面接の対策は十分行う

本記事が第二新卒の転職を考えている方の参考になれば幸いです。

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