人材派遣営業からの転職は成功しやすいです。人材派遣の営業職を続けていけば、難度の高い法人営業スキルや派遣スタッフの気持ちに寄り添う力が身につきますよ。
人材派遣営業の経験者は多くの企業から欲しがられる重宝な人材と言えます。
人材派遣営業からの転職先を探しているけれども、むしろ応募できそうな職種や業種がいろいろあって迷ってしまうという人もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、人材派遣営業のキャリアを活かした「転職先選び」と「転職のコツ」について具体例を挙げて解説します。
人材派遣営業からの転職をスムーズに進めるためにも、本記事を活用してくださいね。
自分に合った転職先が見つかりますよ!
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人材派遣営業からの転職を考える理由
人材派遣営業の仕事から転職を考える理由として、多いものは以下の内容です。
人材派遣営業が仕事を辞める理由
- 人と人を繋ぐ仕事で形がないため、商材の良さがアピールしにくいです。
固定商材ではなく人材を扱うため、PRできるポイントが一律ではありません。企業側の要望は理解できても、対応できる人材が確保できるとは限らないため、お客様の要望に応えることが難しい時があります。
- 労働拘束時間が長い割に薄給です。
派遣スタッフとの連絡は派遣スタッフの業務時間外になることが多く、残業や休日出勤になることが多いです。その結果、労働時間の管理が曖昧になり休みが取りにくいです。また、長時間労働で拘束される割に給料が安い場合もあります。
- ノルマ達成が難しいです。
売上ノルマについて、毎月何件実績を出せたか厳しく目標設定をしている企業が多く、達成することが大変です。企業から案件をもらっていても、紹介できる派遣スタッフが見つからないと成約できない時もあるでしょう。
- 企業と派遣スタッフの間で板挟みになります。
人材派遣営業は企業側と派遣スタッフの間に入って仕事や労働契約の調整を行います。双方の要望をうまくコーディネートできればお互い満足してもらえますが、トラブル時は板挟みになりストレスが増えやすいです。
人材派遣営業の離職率は高いのは、上記のことがストレスになるためと言われています。
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人材派遣営業は市場価値が高い
人材派遣営業はハードワークと感じる人も多いでしょう。しかし、きつい仕事であってもやり続けて営業の経験や実績を積み重ねていれば、転職の際に応募先企業から高く評価されますよ。
人材派遣営業で培った強い精神力や豊富なスキル・ノウハウは多くの業界・企業で重宝されます。
人材派遣営業を続けていると自分の市場価値が上がっていきます。なぜかというと、人材派遣営業では、商談を成功させるのが容易ではない法人営業の中でも高難度の「人材派遣サービス」を扱っているからです。
人材派遣営業は企業に対して人材派遣サービスを提供する仕事です。人材派遣サービスは形のない無形商材であることから、人材派遣営業は「無形商材の法人営業」の一種に分類されています。
転職市場では「無形商材の法人営業」の評価が非常に高いです。公開求人情報を「無形商材の法人営業経験」で検索してみると分かるのですが、多くの求人情報が出てきます。
さらに、無形商材の法人営業経験者を必須または歓迎としている求人情報には、「法人営業」の他に「コンサルティング」「マーケティング」「企画」などの職種あり、「転職市場で強いニーズがある」ことが分かります。
人材派遣営業をしている方も無形商材の法人営業経験者に当てはまりますので、「無形商材の法人営業」を手がかりにして転職活動を進めてくださいね。
様々な企業が人材派遣営業の経験者を欲しがっていますよ!
人材派遣営業での経験が評価されるポイント
人材派遣営業での経験が評価されるポイントについて解説します。
主に3つ挙げられます。
採用に関する知識の豊富さ
派遣スタッフの採用業務や企業へ派遣スタッフを紹介していた経験から、人材の採用に関する経験や知識はとても豊富です。
1企業の人事担当者より多くの人材と日々接していますので、人材のスキルや人柄を見抜く力も高い人材が多いです。
また、様々な業界の企業と取引しているので、多くの企業の労務関係についても把握しています。業界や職種ごとの特徴も理解していて、働きやすい企業、働きにくい企業にも詳しいです。
営業力
今まで様々な業界、業種の企業と派遣スタッフを仕事紹介で繋げてきた実績には相当な営業力が必要です。
企業側が求める人材は「時給が安い、残業に対応できる、優秀な人材」、一方で派遣スタッフが求める職場は「時給が高い、残業が少ない、スキルアップできる企業」など相違があります。
当然ですが、お互いに自分にメリットを優先させて要望を出してきます。どちらの要望も100%マッチさせることはかなり難しく、営業担当が交渉しながら調整して仕事が決まるケースが殆どです。
双方を納得させる営業力が無ければ成約しない仕事なので、人材派遣営業で培った営業スキルはかなり高いと言えます。人の気持ちを汲み取り、相手に寄り添った営業活動ができる人材と言えます。
忍耐力
人材派遣営業で培った忍耐力は相当なものです。派遣就労が開始したら仕事が終わりではなく、就業中はずっとフォローをしなければなりません。中にはトラブルに巻き込まれるケースもあります。
企業側と派遣スタッフ側の意見の主張が違う内容だった場合、どちらの意見もヒアリングし、お互いに納得のいく結論を出さなければなりません。
そのような時にも途中で投げ出さず交渉する忍耐力が求められます。
また、新規顧客の開拓は飛び込み営業で何社も訪問し、求人をもらってくるやり方が多く、売り込んでも断られるケースが多いので地道にコツコツと営業活動を続けられる忍耐力が必要です。そのような点でも忍耐力が必要な営業活動でもこなせる人材と言えます。
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キャリアを活かしたおすすめの転職先
人材派遣営業のキャリアを生かしたおすすめの転職先にはどのような仕事があるでしょうか。
相当ハードな営業活動をこなしてきた経験を活かせる職場として主に3つ紹介します。
人事の採用担当
様々な企業の人事担当者とやり取りしてきた経験を活かし、今度は自分が企業の人事採用担当の仕事をするのもおすすめです。
営業活動で得られた、採用スキルを活かすことができます。
労働関係の法令、労務管理や採用について詳しいので、即経験を活かせます。
他業種の法人営業職
人材派遣業界以外の他業種の法人営業職への転職もおすすめです。
様々な業種に人材を紹介してきたので、営業活動で訪問していた業種について詳しいはずです。
営業先の企業の業種で働きたいと思ったら、その業種に転職するのも選択肢と言えます。
人材派遣営業時代にお客様の業種研究や、その業種が今後伸びるかどうか熟知しているので志望動機も考えやすく、転職後のキャリア展望も考えやすいです。
経営コンサルタント
人と人をつなぐ交渉力を活かし、経営コンサルタントとして転職することも可能です。
企業の課題やニーズを聞き取り、経営のどの部分に課題があるのかリサーチして課題解決に導く仕事です。人材不足で困っているだけでなく、職場の環境や社員の定着率が悪い、売上が上がらない、など企業の課題は色々です。
人材派遣営業として多くの業種や職場を見てきた経験を活かし、コンサルティングする仕事はとてもやりがいがあると言えます。
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キャリアを活かした転職をしたいなら
人材派遣営業の経験者がキャリアを活かした転職をしたいならば、「人」との関わりが深い職種または業種を選ぶとよいですよ。「人」関連の仕事には、人材派遣営業で身につけた知識やスキルが大いに役立ちます。
人材派遣営業のキャリアを活かした転職先の例としては、職種では「営業」「人事」、業種であれば「人材」や「教育」が挙げられます。
転職を思い立ったら、先ず「転職理由」を明確にしていきましょう。特に、自分はこれから「どのような仕事をやっていきたいのか?」を整理するのが大切です。
次に、「キャリアの棚卸し」を行いましょう。キャリアの棚卸しは、仕事を通して得た経験や実績、獲得したスキル、強みと弱みなどを振り返って言語化する作業です。
キャリアの棚卸しによって自分の「できること」が明確になります。キャリアの棚卸し結果は、記憶が薄れないうちに「職務経歴書」のフォーマットに書き込むようにしてくださいね。
職務経歴書は早めに準備しておけば、転職エージェントに相談する時にも使えます。
同じ人材業界で転職先を探す
同じ人材業界で転職する場合には、人材派遣営業の経験者は有利になるでしょう。人材派遣会社の営業職としてクライアント企業と派遣スタッフをマッチングさせてきたキャリアを転職先にアピールできるからです。
人材業界内での主な転職先としては、以下の業種&職種があります。
人材業界内での主な転職先
- 人材紹介
- 法人営業
- キャリアアドバイザー
- 求人広告
- 法人営業
- ディレクター
- 人材派遣
- 法人営業
- 人材コーディネーター
転職先を選ぶ際には、将来に向けて自分が歩んでいきたいキャリアについても考えておきたいですね。面接の場で自身のキャリアビジョンを口頭で伝えることができるように、求人応募の前にまとめておくのをおすすめします。
同じ業界内での転職であれば、自身の将来像はイメージしやすいでしょう。キャリアビジョンは、転職の面接でよく聞かれる質問の1つです。
人材業界は世界的に成長産業の1つです。日本の人材業界も年々市場規模が大きくなっており、雇用の流動化や労働力不足の要因から今後も人材業界には様々なニーズが生じると考えられています。
RPO(採用代行)、HRテック(人的資源領域における課題解決のためのテクノロジー)など、人材業界関連の新しいビジネスの動向にも注目しておいた方がよいでしょう。
転職の相談をプロに依頼しよう
キャリアを活かした転職をするためには、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントを活用してプロからのアドバイスを受けながら転職活動を進めれば、自分を客観視でき、転職先選びや面接対策を的確に行えるようになりますよ。
転職活動を始めると、企業選び、面接対策などやらなければならないことが多くなって大変です。特に、現職を続けながら転職活動を行う場合は心身ともに疲れます。志望候補企業の調査や面接日程調整など面倒な作業は転職エージェントに代行してもらいましょう。
大手の総合型転職エージェントは膨大な求人情報を持っているので、複数社に登録しておくとよいでしょう。多くの求人情報に触れていくと、自分に合う転職先が見えてきますよ。
転職先の職種や業種がある程度決まっているのであれば、「専門分野特化型の転職エージェント」の活用をおすすめします。
専門的なことについても相談しやすい特化型エージェントを見つけてくださいね。応募したい会社の専門的な仕事内容や社風などに関して詳しい情報を入手できれば、転職先を絞り込みやすくなります。
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まとめ
人材派遣営業をやめて転職したいと考えている方に向けて、おすすめの転職先とキャリアを活かした転職のコツについて解説しました。
人材派遣営業の経験者は転職市場で高く評価されます。人材派遣営業で身につけた強い精神力や汎用的なスキルが多くの業界・企業で活かせるからです。
人材派遣営業職からのおすすめの転職先は次の3つです。
- 人事の採用担当
- 他業種の法人営業職
- 経営コンサルタント
キャリアを活かした転職のコツをお伝えしました。
- 転職理由を明確にする
- キャリアの棚卸しを行う
- 早めに職務経歴書を作成する
- 人材業界内での転職も考えてみる
- 転職エージェントを活用する
キャリアアップをめざして転職活動を進めていきましょう。
少しでもこの記事が役に立てていたら嬉しいです。 ちなみに、Xでは毎日2回140文字で転職やキャリアに関する前向きになれる大切な情報を発信しています。 よかったらフォローしてみてくださいね😊 👇
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