リモートワークの普及により、自宅以外の場所で働く人が増えています。特に2020年以降はコロナウイルス感染症対策により、リモートワークを導入する企業が増えてきました。
リモートワークの場所として自宅を思い浮かべる人が多いのかもしれませんが、なかには自宅では集中できない人もいることでしょう。
そこでこの記事では、リモートワークにおすすめの場所を紹介します。リモートワークのスペースを選ぶチェックポイントも解説していますので、これからリモートワークを始める人はぜひ参考にしてください。
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リモートワークのスペースは自宅だけではない
オフィス以外の場所で働く『リモートワーク』が浸透してきた中、集中できる環境選びが大切になっています。
リモートワークで業務を進める場合、自宅では自分の部屋がなかったり、家族の目が気になったりして、仕事に集中できないこともあるでしょう。
インターネットを通じての仕事を前提としているため、電源やWi-Fiなどのパソコンが快適に使える設備が必要です。
自宅以外の場所として、シェアオフィスやカフェ、図書館などがリモートワークの場所としてよく利用されています。長時間の業務に向かない施設もあるため、目的に合わせて使い分けるのがいいでしょう。
リモートワークにおすすめの場所4選
リモートワークにおすすめできる場所を紹介します。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、場所選びの参考にしてください。
自宅
リモートワークの場所として、最初に思い浮かぶのが自宅です。通勤に使っていた移動時間を有効活用できるため、効率良く働けます。
子育てや介護の合間に働けるので、これまで働けなかった人でもリモートワークによって仕事ができるのは大きなメリットです。
ただし、仕事とプライベートのメリハリが付きにくいことがデメリットでもあるので、スケジュール管理を徹底して、業務に遅れが出ないように工夫しましょう。
作業スペースの確保と、インターネット環境を整える必要があります。それが難しい場合には、次に紹介する方法を検討してください。
シェアオフィス
シェアオフィスとは、特定の個室を持たないオフィスのことです。基本的に自由席となっているので好きな場所を探して仕事をします。
時間単位での利用から、月契約まで利用形態はさまざまです。オフィスをシェアするのが基本なため、運送業などの許認可が必要な業種では利用できません。
フリーランスの個人向けというイメージが強いですが、シェアオフィスを拠点にしている会社もあります。
規模の大きなシェアオフィスの場合、あらゆる業種に人が利用しますので、さまざまな業種の方とコミュニケーションを取れることがメリットです。
カフェ
カフェでリモートワークをする場合、飲食代のみで利用できるのがメリットになるでしょう。コンセントやWi-Fiがあるカフェも増えてきたため、リモートワークができる環境が整っており、適度に雑音があるため、集中して作業に取り組むには最適です。
しかし、座る席によってはモニターを覗かれるリスクもあり、重要なデータを扱う業務には向いていません。
カフェに整備されているWi-Fiは、リモートワークを想定したものではないため、セキュリティ性が低く情報漏洩のリスクもあります。
図書館
静かで落ち着いた環境を探しているなら、図書館が利用できます。話し声は当然NGですが、キーボードの音にも気を付けてください。静かな環境だと小さな音でも目立ってしまうため注意が必要です。
時間制限や、飲料水に関するルールなどが決まっている図書館もあります。事前にしっかりと確認し、ルールを守って利用しましょう。
また、本で調べながら仕事ができるため、分からないことをすぐに調べられるのがメリットです。紙媒体の情報は、ネットで検索できる情報とは違うものなので、新しい知識の習得にも役立ちます。
リモートワークスペースを選ぶ際のチェックポイント
働くスペースを確保するには、セキュリティとコストを考えなければなりません。
機密情報の取り扱いには十分に注意してください。
セキュリティ
リモートワークには情報漏洩やコンピューターウイルス感染などのリスクを含んでいます。
個人情報が記録されたUSBメモリの紛失や、フィッシングサイトへの誘導で機密性の高い情報が社外へ出てしまうと、会社に大きな被害を与えてしまいます。
リモートワークで気を付けたいこと
- 紙ベースの資料持ち出し
- 自宅での情報管理方法
- オフィスから持ち出すPCの管理
- アプリケーションのインストールの可否
- クラウドを使用する条件
- 機密データの保存方法
上記のことに注意し、情報の漏洩を防ぐことが重要です。重要なデータは自宅のみで扱い、軽い仕事なら気分転換にカフェで作業するなど、扱うデータの重要度に合わせて働く場所を選ぶのもおすすめです。
コスト
会社がレンタルオフィスを借りて業務することを認めている場合、領収書などを提出して経費精算できるのであれば、会社の経費として処理することができます。
また、従業員に対して「在宅勤務手当」などの名目で、毎月一定額を支給する場合もあります。この場合は、リモートワークの費用として使わなかったとしても会社に返還する義務はなく、領収書の提出が必要ありません。
外で業務を進める場合には、会社の規則がどうなっているか確認してから、リモートワークの場所を検討しましょう。
まとめ
リモートワークで働く場所についてまとめました。さまざまな場所で仕事ができる反面、作業効率やセキュリティ面にも気を使わなくてはなりません。
会社の情報を取り扱っているという自覚を持ち、情報漏洩には十分に注意して作業しましょう。重要な情報は自宅でのみ作業を進め、カフェなどで作業するときは、重要度の低いデータのみを取り扱うなど、機密データが他人の目に触れないような工夫も必要です。
コストについては会社ごとに規則があるはずなので、ルールをよく確認してからリモートワークの場所を決めましょう。
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