転職は何回が平均か知りたい!転職回数が多いと不利になるのは本当か?

転職回数が多いと採用で不利になる可能性があります。しかし、転職した理由を明確に説明できれば、影響がないケースもあります。

「転職の平均回数が知りたい」
「転職回数を気にしなくてもいい業界が知りたい」
という方も多いと思いようです。

そこでこの記事では、転職回数のデータの紹介と、転職が不利になる理由を解説していきます。

転職回数が多くても、転職を成功させるコツも紹介します。転職回数が多くて気になっている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴

●アジア1位の人材会社JACへ新卒入社
●2社目で人材紹介事業の役員として4年経験
●現在は株式会社Neutralの代表(32歳)
●「将来のイメージ」を持てる転職支援
●支援人数を6名に絞り深く伴走するキャリア支援
●23年は、年間58名の友人紹介でキャリア相談
●家族:奥さん・1歳の子どもと生活しています

 ⬆️実際に杉井が大手人材会社様主催でセミナーをしていた際の写真

年代別の転職平均回数

年代別の転職回数のデータは「雇用の構造に関する実態調査 / 転職者実態調査 / 令和2年 報告書 統計表 個人調査」から確認できます。

年齢1回2回3回4回5回6回以上
20~24歳69.7%16.9%9.9%1.2%1.2%
25~29歳49.3%23.9%17.85.9%2.0%1.0%
30~34歳27.1%24.9%23.6%14.8%3.5%5.7%
35~39歳14.6%22.2%25.0%17.5%8.3%12.2%
40~44歳14.9%12.9%20.0%15.4%11.5%25.1%
45~49歳13.9%14.1%22.6%17.1%11.7%20.6%
出典:政府統計の総合窓口

20代前半では約30%が2回以上の転職を経験しています。20代後半になると約50%が2回以上転職しているようです。

30代前半では約70%の人が2回以上の転職を経験し、30代後半では約85%の人が2回以上転職しています。

40代では前半と後半でデータに差がないことから、40歳前後で定年まで勤める会社を決定していることがデータから読み取れます。

転職回数が多いと不利になる場合もある

転職回数が多すぎると、不利になることがあります。

しかし、明確な理由があってしっかりと説明ができるなら、採用される可能性はあるでしょう。

有利になる場合はほぼないが影響がない場合はある

転職回数が多くて転職が有利になるケースはほとんどありません。しかし、転職した理由を明確に説明でき、面接官を納得させることができれば採用に影響がない場合もあります。

説明は感情論ではなく、事実を話すことを徹底してください。前の会社のせいにしてしまうと、他責思考だと判断されます。

企業は長く勤めてくれる人材を求めています。早期退職しそうだと思われてしまうと、採用の可能性は低くなるでしょう。

転職回数が多いと不利になる理由とは

転職回数が多いと、早期退職を警戒されます。

明確な理由の説明と、スキルアップしてきたことを伝えられると印象が良くなるでしょう。

企業が転職回数が多いと感じる回数

20代で3回、30代で5回以上の転職を経験していると、企業は転職回数が多いと感じることが多いです。ただし、回数だけではなく、それぞれの勤務期間の長さも重要です。

数年ごとに転職している場合には、「さまざまな経験を積んでいる」という印象になります。しかし、数か月ごとの転職を繰り返している人材はイメージが良くありません。

短期間の転職であっても、その理由をしっかりと説明でき、相手が納得できる内容であれば不利にならないでしょう。

採用してもすぐ離職するのではと思われる

企業が人材を採用するにもコストがかかります。せっかく採用してもすぐに離職されては困るため、長く働いてくれる人材が求められています。

仕事が自分に合わなかったという理由なら、企業研究不足だと判断されます。また、人間関係を転職理由として説明してしまうと、同じような理由での早期退職を警戒されてしまうため、イメージが良くありません。

転職回数の多さを納得してもらうためには、明確に理由があったことを説明することが重要です。また、それぞれの職場で何らかのスキルアップができていることを伝えると効果的です。

転職回数が多くても転職活動を成功させるコツ

転職した理由を明確にしておき、説明できるようにしておきましょう。

また、自分のスキルを活かした職種や、人材不足の業界であれば転職できる可能性が上がります。

明確でポジティブな転職の理由を持つ

転職はさまざまな経験から、スキルや実績を積み上げてきたという面もあります。経験が豊富であり、獲得したスキルをどのように業務に活かしてきたのかを説明できれば、ポジティブなアピールができるでしょう。

ネガティブな転職理由は、ポジティブな内容に言い換えて説明することで、マイナスイメージを変えることができます。同じ内容であっても伝え方を工夫するだけで、相手の印象を良くすることができるのです。

自身の経験やスキルを活かした職種を探す

自己分析やスキルの棚卸で経験やスキルを整理し、それを活かせそうな職種を探してみましょう。新しい転職先で活かせるスキルであれば、面接で効果的にアピールできます。自分のスキルに合った職業を幅広く探してみてください。

どのようなスキルが必要とされているのか業界について調べたり、企業がどんな人材を欲しがっているのか研究してみましょう。自分一人で活動することに限界を感じたら、転職エージェントに登録するとさまざまなサポートを受けることができます。

転職回数の影響が少ない業界を選ぶ

転職回数が不利にならない業界もあります。業界によって転職回数に対して考え方が違うため、業界ごとの傾向を調べておくといいでしょう。

下記の業界は人材の流動性が高いため、転職回数が不利になりにくいです。

転職回数が不利になりにくい業界

  • IT業界
  • 飲食業界
  • 不動産業界
  • 製造業
  • 物流業界
  • 介護サービス業

人材不足の業界であれば転職できる可能性が上がります。また、中小企業は人手不足の問題を抱えていることが多いので、転職回数が不利になりにくいといえるでしょう。

まとめ

転職回数が採用に与える影響について解説しました。転職理由を明確に説明できれば不利になることはありません。採用に影響が出るのは、理由がはっきりしない転職を短期間に繰り返しているケースです。

自分のスキルを整理し、経験を活かせそうな業界を選ぶことでミスマッチを防ぐことができます。長く働ける会社を見つけるためにも、しっかりと企業研究しておきましょう。

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