転職でITコンサルタントを目指したい!業務内容や向いている人を解説!

ITコンサルタントを目指し、SEやプログラマーから転職したいと考える人も多いのではない

でしょうか。

しかし、転職してみて思い描いていた仕事と違い、後悔したという声を聞くこともあります。

この記事では、ITコンサルタントの業務内容や、転職時の注意点について解説します。

ITコンサルタントに向いている人についても解説していますので、ご自身の適性についても知った上で悔いのない転職を目指しましょう。

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴

●アジア1位の人材会社JACへ新卒入社
●2社目で人材紹介事業の役員として4年経験
●現在は株式会社Neutralの代表(32歳)
●「将来のイメージ」を持てる転職支援
●支援人数を6名に絞り深く伴走するキャリア支援
●23年は、年間58名の友人紹介でキャリア相談
●家族:奥さん・1歳の子どもと生活しています

 ⬆️実際に杉井が大手人材会社様主催でセミナーをしていた際の写真

ITコンサルタントとは?

ITコンサルタントとはどのような仕事でしょうか?

IT技術を使い、企業の課題解決を支援するコンサルティング業務です。

ITコンサルタントの仕事内容について解説します。

ITコンサルタントの職種

ITコンサルタントの職種は多岐にわたり、専門分野やスキル持つ人々が様々な役割を果たしています。

以下に、具体的なITコンサルタントの職種のいくつかを紹介します。

ITコンサルタントの職種

  • システムコンサルタント

クライアントのニーズを分析し、最適なITソリューションを提案します。

システムの設計、実装、テスト、運用に関与することがあります。

  • セキュリティコンサルタント

クライアントの情報セキュリティを評価し、改善策を提案します。

セキュリティポリシー、脆弱性評価、侵入テスト、セキュリティ構築の設計などを担当します。

  • データアナリスト/データコンサルタント

データ分析とビジネスインテリジェンスの領域で働き、クライアントにデータ駆動の意思決定を支援します。

データ収集、処理、分析、ダッシュボードの設計が含まれます。

  • クラウドコンサルタント

クラウドテクノロジーを導入、設計、最適化します。

主要なプラットフォーム(AWS、Azure、Google Cloudなど)に関する専門知識が必要です。

  • ビジネスプロセスコンサルタント

プロセスの最適化や効率化に焦点を当て、クライアントの業務プロセスを改善します。

ビジネスプロセス再設計、業務フローの改善が含まれます。

  • ERPコンサルタント

エンタープライズリソースプランニング(ERP)システムの導入、カスタマイズ、メンテナンスを行います。

SAP、Oracle、Microsoft Dynamicsなどのプラットフォームに特化したコンサルタントもいます。

  • ソフトウェア開発コンサルタント

ソフトウェアプロジェクトの計画、管理、品質保証を担当します。クライアントの要件を満たすためにソフトウェア開発チームをサポートします。

  • テクノロジーアーキテクト

 クライアントのビジョンに基づいてITアーキテクチャを設計し、システム間の統合や拡張性を確保します。

  • デジタルトランスフォーメーションコンサルタント

クライアントがデジタル技術を活用して業務を変革するための戦略を策定し、実施します。

  • ITプロジェクトマネージャ

ITプロジェクトの計画、実行、監視、報告を担当し、プロジェクトが予算内で時間通り に達成されるようにします。

これは一般的なITコンサルタントの職種の一部であり、特定の会社やプロジェクトによって要求されるスキルや専門知識は異なります。

また、ITコンサルティングの分野は常に進化しており、新しい職種や専門分野も登場しています。技術スキル、ビジネス洞察力、コミュニケーション能力などが必要です。

IT技術は日々進歩しますので、最新のIT技術について学び続ける必要があります。

SEとの違いは?

ITコンサルタントとSEは、いくつかの点で異なる役割があります。

ITコンサルタント戦略的なアドバイザーであり、ビジネスと技術を結びつける役割を果たし、クライアントのビジネスの課題解決を支援します。

一方、SEは、主にソフトウェア開発と実装に焦点を当て、テクニカルスキルを駆使してソフトウェアソリューションを構築します。

ITコンサルタントはプロジェクト全体を遂行し、SEは技術的実装を担当するというイメージです。

しかし、職種の一部は重複するスキルや責任も存在します。

以下に、ITコンサルタントとSEの主な違いをいくつか示します。

ITコンサルタント

  • 戦略的アドバイザーの役割

クライアントのビジネスニーズを理解し、最適なIT戦略を策定し、提案します。ビジネス目標の達成に向けた戦略的なアドバイザーの役割を果たします。

  • プロジェクト全体の視野

プロジェクト全体の視野を持ち、テクノロジーに関する知識をビジネス課題と結びつけて課題解決を提案します。

  • 多岐にわたるスキル

テクニカルスキルに加えて、ビジネス洞察力、プロジェクトマネージメント、コミュニケーション能力など、多岐にわたるスキルを必要とします。

SE

  •  ソフトウェア開発と実装

アプリケーションやシステムの設計、プログラミング、テスト、デバッグ、および実装を担当します。主に技術的な課題を解決します。

  • コーディングスキル

プログラミング言語やソフトウェア開発ツールに特化し、ソフトウェアコードの作成と保守を主な責務とします。

  • テクニカルエキスパート

テクニカルエキスパートとしての役割を果たし、コードの効率性、セキュリティ、品質に焦点を当てます。

大まかな違いは上記の通りですが、プロジェクトや組織、開発規模等に応じてITコンサルタントとSEを兼任するケースもあります。

ITコンサルタントの年収

ITコンサルタントの平均年収は600万円以上と言われています。

業界によって大きく異なりますが、他のIT職種のSEやプログラマーに比べて高い金額になります。

優秀な社員、幹部候補になると1,000~2,000万円になります。

需要の高い特定の技術分野での仕事や、大規模で複雑なプロジェクトを担当する場合は、高額になります。

年収が高い分、当然責任も大きい仕事になります。

やりがいや実力を評価されたい人に向いていると言えます。

ITコンサルタントの主な業務内容

ITコンサルタントの業務内容は、クライアントのIT関連の課題やニーズに対して専門的なアドバイスやソリューションを提供することです。

クライアントがビジネス目標を達成し、効率性を向上させるためにどのように技術を活用できるかを支援します。

ITコンサルタントの主な業務内容の流れについて解説します。

ITコンサルタントの主な業務内容

  • 要件分析

クライアントの要件を理解し、ビジネスニーズを特定します。

クライアントが解決したい問題や達成したい目標を明確に把握することが重要です。

  • IT戦略の策定

クライアントのビジョンや目標に基づいて、戦略的なITプランを策定します。

テクノロジーの選択、システムの設計、プロジェクトの計画などが含まれます。

  • システム設計

 ITコンサルタントは、クライアントのニーズに合わせてソフトウェアや

ハードウェアのシステムを設計します。

  • テクニカルアドバイス

クライアントに対して、特定の技術やプラットフォームの選択、導入、最適化に関するアドバイスを提供します。

クラウドコンピューティング、データベース、セキュリティソリューションなどの領域が含まれます。

  • プロジェクトマネジメント

プロジェクト全体を計画し、スケジュールや予算を管理します。

プロジェクトの進捗を監視し、リスクを管理し、問題を解決します。

  • プロジェクト実行

ITコンサルタントは、プロジェクトの実行に関与し、システムの開発、テスト、実装を指導します。

必要に応じて、外部のベンダーと連携し、ソリューションを導入します。

  • トレーニングとサポート

システムの利用者に向けてトレーニングを実施し、システムの使い方を教育します。

また、トラブルシューティングや技術サポートも提供することがあります。

  • 評価と改善

 導入されたシステムやプロジェクトの効果を評価し、必要に応じて改善策を提案します。

クライアントが継続的に業務改善できるようフォローします。

ITコンサルタントは、クライアントのビジネスニーズを理解し、最適なITソリューションを提供するために、技術的な専門知識、プロジェクト管理スキル、コミュニケーション能力を駆使します。その役割は多岐にわたり、クライアントの成功を支援するために幅広いスキルと知識が必要です。

ITコンサルタントへの転職での注意点

ITコンサルタントへ転職するために気を付けておきたいことは大きく2つあります。

キャリアプランを明確に持つ

なぜITコンサルタントになりたいのか、どのようなキャリアパスを目指しているのかを明確にしましょう。

どの分野に特化したいか、どのようなプロジェクトに参加したいかを考えることが重要です。

 ITコンサルタントに求められるスキルや資格を獲得し、磨く努力も必要です。

特定のテクノロジーや専門分野に関する認定資格を取得することは、競争力を高めるのに役立ちます。

またテクノロジーの技術習得だけでなく、ITコンサルタントの資質に必要なリーダーシップやコミュニケーションスキル、要件の理解能力や伝達能力も求められます。

ITコンサルタントと言うと、華々しい業務内容をイメージされがちですが、地味な業務も多く顧客の要件を形にする根気強さも必要です。

思っていた仕事と違ったということの無いよう、業務内容をしっかり把握しておきましょう。

一方で、プロジェクトの裁量を与えられるので大変やりがいのある仕事です。

事前に企業情報を十分に集める

ITコンサルティングはさまざまな業界に関連しています。

特定の業界に興味がある場合、その業界に特化したコンサルタントとして転職を考えることもできます。

自分の強み、得意分野を活かせる業界を知っておくことも大切です。

転職先の企業情報をリサーチし、どのようなクライアントと取引があるか、どのような業界に強みがあるか調べておきましょう。

ITコンサルタントに向いている人

ITコンサルタントに向いている人材には、特定のスキルや特性が必要です。

ITの技術的なスキルだけでなく幅広い能力が求められます。

そのためやりがいも待遇も良いですが、ハードな仕事でもあります。

ITコンサルタントに必要な資質についてまとめてみました。

ITコンサルタントに必要な資質

  • 技術的な好奇心や専門知識

 新しいテクノロジーやソリューションに対する興味と好奇心を持っていることが重要です。テクノロジーの進化に追いつき、新しいアイデアやアプローチを学びたいという意欲がある人が向いています。

特定の分野や技術領域に関する専門知識を持つことは、ITコンサルタントとしての競争力を高める要因です。未経験でも認定資格や実務経験を積むことで専門知識を獲得できます。

  • ビジネス洞察力と問題解決能力

クライアントの課題や問題に対して効果的な解決策を提供する必要があります。

論理的思考能力や問題解決能力が高い人が向いています。

  • コミュニケーションスキル

クライアントとのコミュニケーションが不可欠です。

クライアントの要件を理解し、提案を説明し、効果的なコミュニケーションを行うためのスキルが必要です。

  • プロジェクトマネジメントと責任感

プロジェクトの計画、実行、監視、報告を行う能力が求められます。

プロジェクトの成果を追求し、クライアントに価値を提供することが使命です。

そのため、結果を出すための意欲と責任感が重要です。

自分の裁量で仕事をしたい人や実力主義で働きたい人にも向いています。

  • 柔軟性や顧客思考

 IT環境は常に変化しており、プロジェクトの要件も変動することがあります。

また、クライアントのニーズを優先的に対応する姿勢が必要です。

柔軟で適応力のある人が、変化に対応しやすいでしょう。

IT業界が未経験でも、ITコンサルタントに必要な資質があれば挑戦できる仕事でもあります。

まとめ

ITコンサルタントとして転職するために必要なポイントを、業務内容や必要なスキルからまとめてみました。

最も重要なのは、ITコンサルタントとしてのキャリア目標を明確にし、それに合った計画を立てることです。

まずITコンサルタントに必要な資質を理解し、業務内容を把握することで自分に向いているかどうか熟考しましょう。

幅広いスキルを求められ裁量も大きく、年収も高い仕事であるため華々しいイメージが高いですが、適性も見極める必要があります。

大変な仕事でありますが、やりがいも年収も高くキャリア志向の高い人にはIT業界未経験からでも挑戦できるチャンスがあります。

自己啓発とスキル向上を重視し適切な転職先を見つけることが、ITコンサルタントとしての転職を成功させるポイントです。

ぜひ参考にしてみてください。

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