【IT転職】求人の中に非公開があるのはなぜ?非公開求人について解説!

転職活動の求人には、非公開となっているものがあります。

公開されていないことを怪しいと感じる方もいるかもしれません。しかし、企業が求人を非公開にするには、きちんとした理由があるのです。

この記事では企業が非公開求人を出すメリット、向いている人の特徴などを解説していきます。

非公開求人で有利に転職を進められます。理解を深めたい方は、ぜひ読んでみてください。

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴(32歳)

●新卒でアジア1位の人材会社JACへ入社
●2社目で人材事業の役員4年
●(株)Neutral設立
●エージェント歴9年
向き合う転職支援を徹底
●奥さん・1歳の子供と生活

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非公開求人と公開求人の違い

非公開求人とは、インターネット上に記載されていない求人のことで、転職エージェントのみが保有しています。転職サイトや求人誌にも記載されていません。転職エージェントに登録し、担当のエージェントから紹介があってはじめて利用できます。

一方で、公開求人は誰でも確認できる求人です。転職サイトをはじめ、さまざまな媒体でチェックできます。

採用側が、大量募集したい場合には、公開求人が使われることが多くなります。採用人数が1人から若干名と少ない場合には、非公開求人となるのが一般的です。

非公開求人に応募するメリットとは

非公開求人にはどのような利点があるのか見ていきましょう。

応募者から見たメリットを紹介していきます。

ミスマッチが起こりにくい

人気のある求人には応募が殺到し、それぞれへの対応に膨大なコストがかかります。そのため、企業は採用コストを下げるために非公開求人を出しているのです。

転職エージェントは、企業が求める人材の条件に合った人にだけ、非公開求人を紹介しています。担当のエージェントとの面談により、求職者の希望に合った企業を紹介するので、入社後のミスマッチが少ないというメリットがあります。

転職エージェントが希望条件に合っていると判断したということは、求職者が相手企業にとって欲しい人材である可能性が高いということですね。

公開求人より条件がいい場合がある

非公開求人は一般公開されていないので競争率が低く、募集要項が厳しく設定されています。書類選考を通過できた時点で、相手企業からある程度認められているという事になるので、内定獲得率が高くなるのが特徴です。

年収に関しても、基本的には非公開求人のほうが高くなります。入社の条件が厳しいため募集のハードルは高いですが、即戦力としての活躍を期待されています。その分、企業が実績に見合った給料を支払うことが多いのです。

企業側が求人を非公開にするメリットとは

新しく人を雇いたいはずの企業が、求人を非公開にする理由とは何でしょうか?

企業から見た、非公開求人のメリットを紹介します。

厳選した応募者と面接をしたい

例えば、退職や異動によって空いたポジションに、新たな人材を配置したいというケースがあります。いつまでも空席にしておけないので、スピード重視で転職エージェントに非公開求人を出して採用活動を行うのです。

非公開求人では、採用における工数削減というメリットがあり、希望しているターゲットのみに厳選して選考を進められます。企業から見れば、求める人材を効率よく採用できるということです。

プロジェクトの内容を秘密にしたい

公開求人を出すと、競合他社に知られてしまうことがリスクです。特に、重要なポストに空きができた場合、情報が社外に漏れることをIT企業は警戒します。

また、新規事業などの極秘プロジェクトの計画は、IT企業にとって知られたくない情報です。担当者を募集すると、その計画を競合他社に知られてしまい、プロジェクトや会社の業績に影響があるかもしれません。

このようなことから、情報を知られずに採用を進めたいときには、非公開求人を出すことで、求職者のみに情報を開示するのです。

非公開求人が向いている人

公開求人・非公開求人のどちらが向いているかは、人それぞれ異なります。

この項目では、向いている人の特徴を見ていきましょう。

キャリアプランがはっきりしている

非公開求人は、仕事の役割や求める能力が明確で、すぐに働ける即戦力を求めています。経験を活かしたキャリアアップがはっきりしている方や、得意なことをアピールできる方には非公開求人が向いているでしょう。

まだやりたいことが決まっていないので、自分の可能性を絞り込まずに、さまざまな職種を調べたいと思っている方には公開求人がおすすめです。初めて転職する方は、まず公開求人を見てイメージを掴みましょう。ある程度分かってきたら、非公開求人を求めて転職エージェントを利用するといいでしょう。

経験とスキルを持っている

これまで説明してきた通り、非公開求人は即戦力になる優秀な人材を求めています。採用のレベルが高いことから、豊富な経験とスキルを持っている方は、非公開求人に向いているといえます。

適切にアピールするには、自分の市場価値を把握しておくことが重要です。自分の能力が理解できていれば、突破できるレベルの募集要項が効率よく見つけられるでしょう。

まとめ

非公開求人は、企業・求職者どちらにもメリットのある求人方法です。ミスマッチが起こりにくい反面、採用ハードルが高いという特徴があります。能力が求められる分、給料も高くなるので、経験やスキルが豊富な方に向いているのは非公開求人です。

また、転職エージェントを通すことでしか応募できないので、企業のイメージや社風などの具体的な話を聞けます。利用する際には、いろいろと確認しておくといいでしょう。

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