転職先選びで比較すべき項目は何?迷った時の決め手を持つことが大切!

転職して本当によかったと思えるようになるには、自分に合う転職先を選ぶ必要があります。でも、たくさんの求人情報がある中から、どのようにして自分に適した企業を見つけていったらよいのでしょうか?

応募したい企業を選ぶためには、一般的に自分の希望条件と企業側からの募集条件など各種の情報を比較・照合していくことになります。

また、求人に応募して複数の企業から内定の通知があった場合は、転職先として1社を選ぶ決断をしなければなりません。

そこでこの記事では、転職先を選ぶ際に比較すべき項目と迷った時の決め手となるポイントについて解説します。

本記事を読めば転職先選びのコツが分かります。ぜひ参考にしてください。

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴(32歳)

●新卒でアジア1位の人材会社JACへ入社
●2社目で人材事業の役員4年
●(株)Neutral設立
●エージェント歴9年
向き合う転職支援を徹底
●奥さん・1歳の子供と生活

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転職先選びで比較すべき4つの項目

転職で応募する企業を選ぶ時には、候補となる複数の企業を対象として、以下の4項目について比較検討することをおすすめします。

4つのうち、企業の事業内容と企業の規模・成長性は仕事に関係する重要項目であり、給与・福利厚生と勤務地は生活への影響がきわめて大きい項目です。

企業の事業内容

転職先企業を選ぶためには、先ず気になる企業の事業内容を確認しましょう。事業内容を調べれば、その企業が実際に何をやっているのかがよく分かるからです。

事業内容への理解が深まり事業に共感できるようであれば、その企業に転職して活躍する自分のイメージを描きやすくなります。

さらに事業内容を具体的に掘り下げて、お客様にどのような価値を提供しているのか、サービス内容は何か、どういったビジネスモデルを構築しているのか、今後の事業展開の方向性は?というところまでチェックしていくと、その企業で自分がやりがいを感じられるか、自分がその企業に貢献できそうかなど、多くのことが見えてくるでしょう。

企業の規模や今後の成長性

企業の規模は、事業内容や給与・福利厚生にも影響しやすい項目です。売上高、利益、従業員数などをチェックしておきましょう。

企業の規模が大きければ、豊富な資金や人材を活かして多種多様な事業を展開できる可能性があります。規模の大きい企業には、比較的給与が高く福利厚生も充実しているという傾向も見られます。

ただし、規模の拡大が止まっている、あるいは縮小している場合もありますので、企業の成長性についても確認が必要です。

また、規模の大きい企業にありがちなのは、意志決定が遅い、社内手続きが複雑、多くの人と面倒な調整をしなければならないといったマイナス面です。

企業は規模が大きければよいというわけではありません。規模が小さくても優良な企業はたくさんあります。

企業の成長性については、業績(売上高、利益)と企業規模(従業員数、営業所や事業所の数など)の推移、現在実施している事業と今後の新規事業計画を確認してください。

企業が順調に成長していれば、転職して自分が企業に貢献できる可能性が高まるでしょう。ただし、現在は成長していないけれども将来性がありそう、あるいは、成長は難しいがこの企業で働きたいと思う場合は、成長性以外のことも十分考慮して本当に自分に合う企業か見極める必要があります。

給与・福利厚生

給与については、入社当初の年収だけでなく、できれば中長期(概ね5年後~10年後)の見通しを含めて確認しておきましょう。給与の額によって自分と家族の生活プランが大きく左右されるからです。

給与は諸手当を含めた総額が分かる年収をベースにして把握する必要があります。将来のことを考えて、評価基準や昇給の仕組みやついても聞いておいた方がよいでしょう。評価基準の情報から、どのくらい実力主義を取り入れた会社なのかを知ることができるかもしれません。

ただし、給与額を重視し過ぎると転職先が見つからなくなるおそれもあります。転職した場合にどの程度の給与を得られるかは、自分の市場価値も考慮して判断した方がよいでしょう。

福利厚生は、生活に深く関わる項目に重点を置いて確認しましょう。たとえば、社宅や家賃補助の制度がある場合は経済的に大きなメリットとなり得ます。

勤務地

企業選びにあたって、以下のような勤務地に関する疑問点がある場合は確認しておきましょう。どこで勤務するかは、働く本人にとっても家族の生活にとっても非常に影響が大きく、慎重に検討しなければなりません。

勤務地に関してよくある疑問点

  • 勤務地はどこになるのか?
  • 勤務地の希望を出せるか?
  • 転勤の可能性はあるか?

勤務地は通勤時間にも影響します。応募を考えている企業の勤務地が自宅から遠くて通勤だけで疲れてしまうような場合は、その企業には応募しないという決断が必要になるかもしれません。

ネットで求人検索をする場合、勤務地の条件をもとに求人募集を検索する機能もあります。しかし、勤務地を固定すると、希望する企業や職種の仕事が見つからなくなるおそれがあることも念頭に置いておいた方がよいでしょう。

たとえば、IT企業は東京や大阪などの大都市圏に多く、地方には少ないという現状があります。有力なIT企業に転勤したいのならば、地方で勤務したいという希望条件はあきらめなければならないという現実に直面する可能性もあります。

迷った時のおさえておきたい3つのポイント

転職先選びで迷いが生じた際に役立つ3つの対処方法について解説します。

転職の軸を持ち優先順位を明らかにする

転職の軸とは、転職するうえで譲れない条件のことです。自分の中に転職の軸を確立していれば、ぶれることなくスムーズに転職活動を進めていけます。

転職先を選ぶのに迷う原因で多いのは、転職先企業への希望条件がいくつもあって、どの希望条件を優先させたらよいのか決めかねているケースです。転職の軸を持っていないケースともいえるのではないでしょうか。

このような場合は、1つ1つの希望条件を洗い出して、「どうしても譲れない最重要の条件」「できればかなえたい重要度の高い条件」「あきらめることが可能な条件」の3つに分類・整理するのをおすすめします。

気になるいくつかの企業の求人情報を見比べながら、どの希望条件を重視先させるべきかを考えて優先度の評価付けをした「比較表」をまとめる作業をするとよいでしょう。

そうすれば、転職の軸がしっかりして希望条件の優先順位が明確になります。

社風や雰囲気は面接で確認する

転職先企業の社風や雰囲気が自分に合わないと、ストレスを感じて長く働き続けるのが難しくなることも考えられます。

そのため、転職活動の中で企業の社風や雰囲気に関しても情報収集しておく必要があります。

ネットや求人情報誌の記事から企業の社風に関する情報を得ることもできますが、最もリアルな情報を知り得るチャンスは、面接での逆質問の時です。

面接時の逆質問で、応募した企業の社風や雰囲気について特に気になっていること、知りたいことを聞くとよいでしょう。

たとえば、会社内のコミュニケーションについて知りたい場合、「私は積極的にコミュニケーションを取って仕事を進めたいと考えていますが、御社では職場の行事や飲み会はどのくらいあるのでしょうか?」と聞けば、社内の雰囲気が分かってきます。

具体的な仕事内容を積極的に確認する

転職サイトなどの求人情報に掲載されている仕事内容には、募集する職種の名称と必要なスキル程度しか書いていない企業もあります。

募集している職種やスキルは自分に合っているかもしれない、応募するかどうか迷ってしまうという時に知りたくなるのは、具体的な仕事内容です。

仕事内容の記述が曖昧ならば、企業に問合せる必要が生じます。

「プログラマー募集」で具体的な業務の記載がないのであれば、たとえば、チームで打合せて作業方針や役割分担を決めてからプログラミング作業を行うのかといった、疑問に思っていることを問合せればよいでしょう。

問合せる際に注意すべきは、企業の採用担当者にあまり負担がかからないように質問することです。質問事項は箇条書きで分かりやすくまとめる、時間をかけて調べなければ回答できないような面倒な質問はしないなどの配慮を心がけてください。

まとめ

転職先を選ぶ際に比較すべき項目と迷った時の決め手となるポイントについて解説しました。

転職先選びは、以下の4項目に分けて比較検討を進めるのが効果的です。

・企業の事業内容

・企業の規模や今後の成長性

・給与・福利厚生

・勤務地

また、転職先選びに迷った時には、転職の軸に立ち返って希望条件の優先順位をチェックしましょう。迷いを解消するためには、企業の社風や雰囲気、仕事内容の確認も重要です。

あなたの転職の成功を心より応援しております。

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