転職でどっちの会社か迷ったら?複数内定時の決め手を紹介!

「複数内定は嬉しいけど、どっちの会社を選べばいい?」

まずは内定の獲得おめでとうございます!

転職活動では、1社に絞って応募することは少なく複数の企業と面接を並行して進めますよね。
複数企業から内定をもらえそうな時は、最終的にどっちの会社を選べばいいか迷ってしまうこともあるでしょう。

転職活動がうまく進み「いざ内定!」となっても9割の方が知らない落とし穴があります。転職では、内定獲得から入社判断を3〜5営業日ほどで判断しなければいけません。

本記事では、転職活動のなかで複数内定をもらった場合に、どっちの会社にしたらよいか、その決め手について紹介します。

最終決断をするまでの時間を確保するための「内定保留」の伝え方も併せて解説しています。今知りたい方だけではなく、この記事へ辿り着いた方は必ず事前に知っておいて欲しい大切な情報です。

この記事を読むことで、最終的な就職先の決め手が分かるので、後悔しない転職活動ができるでしょう。

ぜひ、最後までご覧ください。

ちなみに、、、
・興味の低い会社しか内定が出ていない。
・いきたい会社には落ちてしまう。
・面接で苦手な部分がある。
・もう一度だけ覚悟を決めて転職活動をしなおしたい。
・内定が出て初めてやりたいことに気づいた。
と言う方は以下から転職活動の再スタートの一歩でご相談ください。

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴(32歳)

●新卒でアジア1位の人材会社JACへ入社
●2社目で人材事業の役員4年
●(株)Neutral設立
●エージェント歴9年
向き合う転職支援を徹底
●奥さん・1歳の子供と生活

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そもそも転職先の決め手に迷う理由とは

どっちの会社にすべきかについては明確な答えはありません。

人それぞれ重要視する決め手が違うからです。

また、何かしらの魅力を感じて応募している企業ですから、複数内定をもらった時、迷うのは当たり前です。

では、そのようなとき、どのような視点から最終的な転職先を考えるべきか解説していきたいと思います。

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転職でどの会社にするか迷った時の考え方3選

ここでは、迷った時の決め手を「3つ」の大きな枠で紹介します。

①自分の転職軸に沿った会社を選ぶ

まずは、転職活動においてどのような軸で活動してきたのかを振り返りましょう。
転職活動を進めるうちに当時の転職活動を始めたきっかけを忘れてしまうのは、あるあるです。笑

私は転職エージェントとして内定で始める頃に相談者様へ必ず、「そもそも何で転職しようと思ったかを思い出しましょう」とお伝えするようにしています。

内定が出る頃にはいつの間にか「会社の規模やブランド」「年収」などわかりやすい内容に目が行きがちです。

ここで注意するべきは、そうやって判断すると結局「改善したかった」ことが改善されない環境を選んでしまい、また同じ問題を抱えてしまうことです。

親やパートナー、友人などへの見られ方も大事ですが、それ以上に改めてあなたの人生をよりよくする選択に拘りましょう。それが自分軸であり、あなたの転職軸です。

①転職活動をしようと思った当初、これまでの職場の何が合わなかったのか
 今回の転職で何だけは必ず満たしたいか
②複数ポイントが出てきたら、優先順位づけをしてみましょう。
③優先順位をつけつつどこまでは絶対押さえたいか、どこからはあったら嬉しいか整理

上記のステップで落ち着いて整理してみてください。

転職活動を行う際、手当たり次第に応募している人はほとんどいません。
多くの人は、志望業界や仕事内容、給与や福利厚生など、転職先でこれだけは譲れないという『転職軸』を持って活動しています。
その自分の転職軸と照らし合わせてみて、どっちの会社がより当てはまるのか考えてみてください。

もし軸が明確に定まっていないのなら、なぜ転職しようと思ったのか、今一度、考えてみましょう。
履歴書や面接で答えた、転職理由や志望動機を見直すこともおすすめです。
自分の言葉の中に、転職で重視している部分が込められているからです。

②会社の社風があっているか考慮する

次に、どちらの社風があなたにあっているのか考えることも非常に大切です。
なぜなら転職の理由において「社風があわない」は常に上位に位置づいているからです。

社風というのは、言い換えれば「企業の性格」のようなものです。
恋人や友人でも、性格があわない人とは長くいられませんよね。
企業もこれと同じで、社風が合わない会社とは、なかなか長く続かないものです。

社風を感じ取る「裏技」
①内定後に年収や雇用条件を説明いただく場(オファー面談と言う)で対面を希望する
②対面面談の際に、できればオフィスの雰囲気を見たいと伝える
③オファー面談時に話してみたい人を面談前に伝える。
同部署の方で年代が近い方や、上司に当たる方、少し年上の先輩などがおすすめ。

社風とはつかみどころのない難しいものですが、
・どんな考え方を正解とする会社なのか
・何を目指す組織なのか
・どんな方が働いている会社なのか(年代、キャラ、経験など)
・リモートの有無や残業時間
など上記のような「環境*人」の掛け合わせで生まれてくるものだと思います。

社風については、企業理念や人事制度などから判断するほか、面接官の印象でも雰囲気は伝わってきます。
可能であれば、実際に働いている社員に何名か会ってみるといいでしょう。
面接官とは違って、フラットな状態で会えることも非常にメリットかと思います。
お会いした社員の雰囲気や、居心地の良さなどから判断してみてください。

③なぜ迷うのかを分析する

そもそもなぜ迷っているのか把握することも、とても大事です。
まずは、自分自身に問いかけてみてください。
この時、頭の中で考えるだけでなく、文字にして書き出すことがおすすめです。
文字にすることで、頭の中で繰り返し考えることを防いで、悩みを整理することができます。

一番多い迷う理由の「決め手がない」場合は、辞退をするのも一つです。
仕事をしながらの転職活動はとても大変ですが、転職先の決定は今後の人生に非常に大きく関わります。

万が一、「やっぱり入社してみて合わなかった」とか「続けられそうにない、、」といったことが起こりうるのであれば無理に飛び込まない方がいいでしょう。

転職やキャリア選択など将来の人生に関わる大きな決断をする際には、最高の選択も大事である一方で、「できる限りリスクや大失敗をさける」ことも大切です。

もちろん仕事選びはとても難しく100%はあり得ませんが、早期離職をしてキャリアを再スタートさせるのは初めての転職以上に難しいです。

また、実際にその会社に入社したシミュレーションを行ってみるのもいいでしょう。
採用までに至る過程で、企業理念や人事制度、面接官の態度や雰囲気から、自分がその会社に入ったらどのようなワークライフを送るのか想像してみるのです。
そこで、少しでも不安なことや、心配なことが思いついたら、それが迷っている理由かもしれません。

Neutralの転職支援では、ご自身のバランスにあった最高の転職を実現する企業選定、面接通過力UPはもちろん、リスクを極力減らし確実に目指すキャリアへ近づける手堅い転職支援をモットーに相談者様と向き合っています。

もし今の転職活動に漠然とモヤモヤや不安があれば客観的な意見を求める形でも一度ご相談ください。早ければ早いほど落ち着いて色々な打ち手が打てます。

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内定保留の伝え方

どっちの会社か迷っているとき、内定を保留することができます。

ここでは、内定企業に回答期限を伸ばしてもらう交渉方法を解説していきます。

失礼の無いよう事実を伝える

まずは素直に理由を伝えましょう
回答期限の延期をお願いする場合、嘘や適当なことを言ってはいけません。
採用担当者は数多くの人間をみてきているプロなので、嘘をついてしまうと評価が下がる可能性が高いです。

まずは、内定を頂いたことに感謝の意を表すとともに、下記のような表現を参考に回答期限を伸ばしてもらいたい旨を伝えてください。

〜例文〜
「前向きに入社を検討していますが、大事な判断のため家族にも事前にしっかり報告をした上で意思決定したいと考えています。今週の土日に話すため来週の月曜日まで期限を延期させて頂けますでしょうか。」
※ご結婚されているなどの場合は、「パートナーにも報告するため週明けまで」という表現に変えるといいでしょう。

返答の期日を伝える

また、保留といっても何日も待ってくれるわけではありません。

企業も、いつまでに何名採用しなければいけないという目標を持っていますので、返答の期日は必ず伝えるようにしましょう。
企業によって異なりますが、多くの場合、延期してくれたとしても長くて1週間程に定められます。

そのため、「●月●日までにはご返答申し上げます。」といった文言を、先ほどの例文のような文言に付け加えると、より丁寧な印象になります。

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転職の決め手で迷わないためには情報収集が重要

転職の決め手で迷うのは、情報収集が足りていない側面も大きいと思います。
ここまで紹介してきたように、複数内定をもらって迷う時には、転職軸や社風などをしっかりと理解することが重要であると述べました。
しかし、自分自身への理解が不十分であれば転職軸もぼやけた状態になりますし、企業理解が乏しければ、そもそも社風を正しく捉えることもできません。

転職活動で大事なのは、情報収集の量と質です。

インターネットや人づてに聞いた2次情報だけでなく、自分で取りにいく1次情報も積極的に収集してください。
転職活動が成功するかしないかは、この情報収集の差といっても過言ではありません。

面接を通して会社のイメージを明確にする

集めた情報と面接を通して、その会社をより具体的にイメージしましょう。

繰り返しになりますが、そのイメージに、入社した自分を照らし合わせて、どのようなワークライフを過ごすのか想像してみてください。

それでも迷う時の対処法

なかなか迷って、転職先を決められない場合は、転職のプロである転職エージェントに相談するといいでしょう。
企業や業界に関する情報を多く保有していますし、転職で重視すべきこともプロならではの視点を持っています。

転職先の最終決定で不安が残る場合は、転職エージェントのアドバイスを参考にしてみて下さいね。

まとめ

本記事では、複数内定をもらった場合に、どっちの会社にすべきか迷った場合の決め手について解説してきました。

転職活動において、どのようなことを大切にしているのかという転職軸に加えて、企業の性格でもある社風が自分と合っているかという視点が重要だとお伝えしました。

また、自分がなぜ迷っているのかを深掘りして考察することで、大切な決め手が見えてくるといった内容も紹介しました。

本記事が転職活動をされている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
より良い転職活動が行えるよう心から応援しております。

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