【転職】入社時に準備するものは?気になる書類や持ち物・服装・自己紹介を解説!

新しい職場へ入社初日の第一印象は、その後の働きやすさに影響します。そのため事前にしっかり準備することが、とても大切です。

とはいえ初めての転職の場合は、準備する物事や手続きがわからなくて戸惑う場合も多いですよね。

そこでこの記事では、入社までに準備が必要な書類や持ち物・服装・自己紹介について解説していきます。

しっかり準備することでスムーズに職場に馴染め、仕事がしやすくなるでしょう。ぜひこの記事を参考に準備をしてくださいね。

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴(32歳)

●新卒でアジア1位の人材会社JACへ入社
●2社目で人材事業の役員4年
●(株)Neutral設立
●エージェント歴9年
向き合う転職支援を徹底
●奥さん・1歳の子供と生活

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転職先の入社初日までに準備するもの

入社初日の第一印象はとても大切です。その場での挨拶や笑顔ももちろん大切ですが、行き当たりばったりで対応するのではなく事前準備もしっかりしておきましょう。

ここでは入社初日までに準備するものを説明していきます。しっかり確認し準備することで、緊張する初日も自信を持って行動できるでしょう。

持ち物リスト

入社当日にどの職場でも共通して必要な持ち物は、以下のとおりです。

入社当日の持ち物リスト

  • 筆記用具
  • メモ帳
  • 印鑑
  • クリアファイル
  • エチケット小物

仕事ではメモが必要な場面があります。スマホでメモを取る人も多い昨今ですが、上司や先輩の中にはスマホを使うことに悪い印象を持つ方もいます。そのため筆記用具とメモ帳を用意しましょう。

入社初日の書類は正式なものが多く給料関連の書類は銀行印を使います。通常の印鑑と使い分けている方は両方持っていきましょう。

また会社から書類を受け取る場合が多いので、保存用にクリアファイルを用意しておくと安心ですね。

その他にもハンカチやティッシュなどのエチケット小物も、社会人の常識として持っておきましょう。

服装

入社初日の服装で気を付けることは清潔感です。それさえ押さえればオシャレさ等は必要ありません。そのためファッションセンスに自信がなくても、安心して大丈夫です。

どんな服装がいいのか分からない場合はスーツが無難です。スーツを着て失敗することはまずないでしょう。または、事前に職場の雰囲気を見る機会があれば、それに合わせると良いですね。

会社によっては、オフィスカジュアルな服装の指示があるかもしれません。

オフィスカジュアルの例

  • 男性…ジャケット+シャツ+チノパン+革靴
  • 女性…ジャケット+ブラウス+膝下スカート+パンプス

以上を参考に、取引先や上司などに不快感を与えず、失礼がない服装を心がけましょう。

自己紹介文

入社初日のために自己紹介文を考えておきましょう。全体への挨拶と、配属部署でのミーティング用に、複数の内容を準備しておくと安心です。全体への内容は1分程度、チームミーティング用には3分以内で用意するといいでしょう。

内容は、「自分のことを知らない人に何を知ってほしいのか」を考えて話を組み立てます。名前と意気込み、自分の趣味や特技、前職での仕事内容などを話します。

注意点は「前職での実績や自己PRを必要以上に話さない」ことです。面接時とは違うので、いきなり自己アピールをし過ぎると印象が悪くなる可能性があります。

聞く人が不快にならない配慮もしつつ、自己紹介文を考えておきましょう。

杉井

落ち着いて新しい仕事に取り組むためには、準備が大切ですね!

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入社準備で気を付けたいポイント

ここからは入社時に気を付けたいポイントを解説します。

すぐに用意できないものもありますので、早めに行動することを心がけてくださいね。

前の勤務先から受け取る書類もある

前の職場から受け取る書類は以下の通りです。退職時に受け取ることができるものだけではなく、後日郵送される書類もあるので早めに確認しておきましょう。

前の会社から受け取る書類

  • 離職票・退職証明証
  • 年金手帳
  • 雇用保険被保険者証
  • 源泉徴収票
  • 健康保険資格喪失証明書

これらの書類は、入社日までに揃えておく必要があります。紛失すると再発行が必要なので、早めに行動すると落ち着いて対応ができて安心ですね。

ただし必ずしもすべての書類が必要なわけではありません。詳しくは後ほど解説しますね。

菓子折りは基本的に不要

転職する際に菓子折りを持参するべきか悩みますよね。結論から言うと、一般的に出社初日の菓子折りは必要ありません。なぜなら会社にいる人の人数を把握していないので、数が足りなくなり失礼にあたる可能性があるからです。

また同じ日に入社する同期がいる場合は、自分だけ菓子折りを持っていく状況も好ましくありません。気を使うことも増えるため、菓子折りは持参しないのが無難です。

会社の商品などの情報を収集する

1日でも早く職場に馴染んで働くために、前もって会社の情報は調べておきましょう。就業規則に目を通して、会社のルールを把握しておくことも重要です。

転職先のことはもちろんですが、業界や競合についても調べておくとスムーズに仕事に取り組めます。

また転職では、即戦力として期待されることが多々あります。そのため新しい仕事に関する基礎知識を事前に身につけておくと、早く仕事で成果を出せる可能性が高くなるでしょう。

杉井

退職してすぐ新しい職場に移る場合はバタバタしがちなので、特に早めの準備を心がけましょうね。

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要確認!入社時に必要な書類!

入社準備として必要なものに、各種書類があります。内容は企業によって異なるので、入社が決まったら早めに必要書類の確認をしておきましょう。

また書類には自分で記入・捺印するものもあれば、前職の企業から発行してもらうものもあります。

そのため、日程に余裕を持って、早めに準備するのが良いですね。

一般的に必要とされる書類

企業によって異なる入社時の必要書類ですが、その中でも一般的に必要とされる場合が多いものがあります。

以下の書類は転職時に必要な場合が多いので、入手方法などを把握しておきましょう。

必要書類と入手方法

  • 雇用保険被保険者証…前職の退職時に手渡される場合が多い
  • 源泉徴収票…退職後1カ月以内に前職の企業から受け取るのが一般的
  • 扶養控除等申告書…転職先から求められたタイミングで記入し提出

入社時に必要とされる場合が多い書類の中で、雇用保険被保険者証と源泉徴収票は前職の企業から受け取る必要があります。

そのため退職時に手渡しされなかった場合は、いつ、どのように受け取れるのかを確認しておきましょう。「そのうち郵送されるか、連絡が来るだろう」とゆったり構えていると一向に音沙汰がない可能性もゼロではありません。

前職の企業から受け取るべき必要書類を事前に確認しておくことで、後々慌てることがなくスムーズに転職できるでしょう。

企業によっては必要とされる書類

企業によっては以下の書類も必要になる場合があります。入手方法も合わせて把握しておきましょう。

必ずしもすべて必要なわけではないので、どの書類が必要か早めに確認しておくと安心ですね。

必要な場合がある書類と入手方法

  • 離職票・退職証明証…前職の企業へ申請
  • 年金手帳…前退職時に返却してもらう
  • 健康保険資格喪失証明書…前職の企業へ申請
  • 健康保険被扶養者異動届…扶養家族の増減がある場合は自ら記入
  • 給与振込先の届出書…給与が銀行振込の場合は自ら記入
  • 免許・資格証明書…資格の発行団体へ問い合わせ
  • 雇用契約書…必要事項を記入、捺印の上提出

以上のように様々な書類を求められる場合があり、中には準備するにあたって注意が必要なものもあります。

例えば退職証明証・離職票と健康保険資格喪失証明書を発行してもらうには、前職の企業へ申請が必要です。場合によっては人事担当などから声がかかることもあるようですが、申請しないと発行されない場合もあるため注意が必要です。

また年金手帳は企業で保管されている場合が多いですが、そうでない場合は自分で保管しているはずです。万一紛失してしまった場合は再発行の手続きが必要なので、早めに確認しておきましょう。

給与振込先の届出書や雇用契約書は、新しく入社する企業から用紙を受け取れます。もしそうでない場合は企業側の漏れなども考えられるので、確認してみると良いでしょう。ただし企業によっては雇用契約書がない場合や、給与が手渡しな場合もあります。

入社時に必要な書類については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。合わせて読んでみてくださいね。

杉井

すぐ手に入らないものもあるので、必要書類は余裕を持って確認しておきましょう。

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入社初日の自己紹介文例

入社当日は多くの場合、まず自己紹介をすることになります。ですが自己紹介に苦手意識がある人も多いでしょう。

そんな人は以下の自己紹介におすすめな内容や例文を参考に、あらかじめ自己紹介文を作っておきましょう。

自己紹介におすすめな内容

  • 名前
  • 出身地
  • 前職の内容
  • 趣味
  • 意気込みなど

以上の内容を入れ込むことで、簡単に自己紹介文を作ることができます。出身地や趣味などは、自己紹介文の長さなどによって抜いても良いでしょう。また、これといった趣味がない場合などは、無理に入れる必要はありません。

これらの内容を文章にまとめると次の例文のようになります。

自己紹介の例文

はじめまして、本日からこちらで勤務することになりました○○です。

前職では法人営業部で主にルート営業に携わり、顧客との密なコミュニケーションを心掛けていました。趣味はスポーツ観戦で、休日はサッカー観戦によく行きます。

こちらの部署では初めて個人の営業に挑戦させて頂く予定です。これまでの経験で活かせる部分は活かし、新たに学ぶべきことは積極的に学び、1日も早く戦力となれるよう努力して参ります。

皆様に助けて頂くことも多くなると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

新しい職場での自己紹介は緊張する場合も多いですが、面接のように細かく話す必要はありません。深呼吸して肩の力を抜いて行きましょう!

杉井

準備をしっかりしたら、あとは落ち着いて行ってらっしゃい♪

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まとめ

以上、入社までに準備するものを解説しました。

必要な持ち物をチェックして抜けがないように気を配りましょう。また服装や身だしなみの確認をし、清潔感が伝わるようにするのも大切です。

さらに転職初日は自己紹介が必要なので、いくつかのパターンを用意し練習しておくと安心です。その上で笑顔や適度に大きな声を意識して行動すれば、好印象を与えられるでしょう。

会社に早く馴染めるように仕事に関する基礎知識は予習しておき、1日でも早く戦力となれるよう頑張ってくださいね!

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