【キャリアコンサルタント転職】未経験者は資格取得から!取得方法解説

キャリアコンサルタントは働く人のキャリアを支援する仕事。
というイメージはあっても

「どうしたら未経験からキャリアコンサルタントになれるの?」
「キャリアコンサルタントの資格とは?」
「キャリアコンサルタントの活躍の場は?」

など、わかりづらい部分がありますよね。

そこでこの記事では

  • キャリアコンサルタントの仕事とは?
  • 資格取得の条件・合格率
  • 資格取得までの勉強時間
  • 資格取得後に活躍できる場

などを解説していきます。

最後まで読むことでキャリアコンサルタントになるために必要なことや期間などを詳しく知ることができ、今後の勉強や転職活動をスムーズに進めやすくなるでしょう。

キャリアコンサルタントに興味があり詳しく知りたい方は、じっくり読んでみてくださいね♪

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴(32歳)

●新卒でアジア1位の人材会社JACへ入社
●2社目で人材事業の役員4年
●(株)Neutral設立
●エージェント歴9年
向き合う転職支援を徹底
●奥さん・1歳の子供と生活

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Neutral推薦のお声

同業界の大手転職エージェントを経験し、コーチとして独立した方、人事部長兼役員でご活躍のお二方からご推薦のお声を頂いています。

そもそもキャリアコンサルタントとは

キャリアコンサルタントとは労働者が自分らしく働けるようアドバイスをする専門家で、主に以下の場で活躍しています。

キャリアコンサルタントの職場

  • 企業の人事
  • 大学のキャリアセンター
  • ハローワークの職員
  • 人材派遣会社
  • 人材紹介会社

このようにキャリアコンサルタントには、キャリアに関わる場所で就職・転職を支援する役割があります。

杉井

一口にキャリアコンサルタントと言っても、活躍の場は様々ですね。

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キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーの違い

キャリアコンサルタントと似たものに、キャリアアドバイザーがあります。結論から言うと、両者の違いは国家資格の有無です。

キャリアコンサルタントは国家資格取得者だけが名乗れるのに対し、キャリアアドバイザーは誰でも名乗ることができます。

キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーの名前だけを見ると、同じような印象を受ける人も多いのではないでしょうか。実際に業務内容もほとんど変わりません。

ざっくり言うとどちらも求職者の希望を聞き、最適な企業を紹介する仕事です。他にも就職・転職活動全般のサポート業務もあります。

ですが、キャリアコンサルタントの国家資格を取得し名乗ることは、確固たる知識や技術の証明となり大きな信頼につながります。また採用される際に有利になったり、勤務先によっては優遇されたりする場合もあるでしょう。

杉井

国家資格を取得することは、自信にもつながりますね。

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未経験者がキャリアコンサルタントにはすぐにはなれない

キャリアコンサルタントになるためには国家資格が必要です。そのため誰でもすぐになれるわけではありません。

ここからは、キャリアコンサルタントの資格について解説していきますね。

キャリアコンサルタントを名乗るには国家資格が必要

キャリアコンサルタントは名称独占資格と呼ばれています。つまりその資格を持った人しか「キャリアコンサルタント」を名乗ることができません。

そのためキャリアコンサルタントになるには、国家試験で学科と実技両方の試験に合格することが必要です。登録制の資格なので、国家試験合格後に名簿登録することでキャリアコンサルタントを名乗りその仕事ができるようになります。

また5年ごとに更新講習が必要で、資格を更新しない場合は失効となる点にも注意が必要です。

杉井

キャリアコンサルタントの国家資格は、確固たる知識と技術の証明です。キャリア支援のプロを目指すなら資格取得も視野に入れておきましょう。

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未経験者がキャリアコンサルタントの国家資格を取得する方法

キャリアコンサルタントの国家試験は、誰でも受けられるのか?気になりますよね。

結論から言うと、国家試験を受けるにはある条件を満たし受験資格を得る必要があります。以下のいずれかの方法でキャリアコンサルタント国家試験の受験資格を得ることができます。

受験資格を得る方法

  • 厚生労働大臣認定の講習でその課程を修了する
  • 3年以上の実務経験を積む
  • キャリアコンサルティング技能検定の学科または実技に合格する

以上のうち講座を受講する方法と実務経験を積む方法について、この後詳しく解説しますね。

キャリアコンサルタント養成講習を受講して受験する

未経験からキャリアコンサルタントの受験資格を得るために、一番近道でおすすめの方法は厚生労働大臣認定の講習でその課程を修了することです。

厚生労働大臣認定の講習は2024年7月時点で24講座あります。必要な知識が初心者でも学びやすくまとめられているため、未経験者にはとても良い方法です。

実務経験を3年以上積んで受験する

キャリアコンサルト国家試験の受験資格を得る方法として、実務経験を3年以上積むというものもあります。

実務経験とは、労働者を対象としたキャリアに関する相談や支援を業務として行なった経験のことです。つまり、キャリア相談や支援の仕事を3年以上する必要があるということですね。

実務経験の具体例

  • 企業でのキャリア相談
  • ハローワークでのキャリア支援
  • 求職者向けの相談
  • 民間の人材紹介会社での転職・就職支援
  • 学生や既卒向けの就職相談

この方法で受験資格を得た場合は、それを証明するための実務経験証明書を提出する必要があります。年数の算出は、受験の申請日を含む月の月末までです。

杉井

既にキャリア支援の実務経験がある人以外は、養成講座を受講するのが良いですね。

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キャリアコンサルタント養成講習について

講習受講者の合格率は比較的高い

先ほど挙げた3つの受験資格毎の合格率は、養成講習の修了者が最も高くなっています。

令和5年3月に実施された第22回キャリアコンサルタントの試験結果を見てみましょう。

受験資格別の合格率

受験資格学科実技
全体平均52.6%65.4%
養成講習修了54.5%67.6%
実務経験者35.5%47.5%
技能検定0%45.9%
出典:第24回キャリアコンサルタント試験結果の概要(pdf)|厚生労働省

受験数のうち、養成講習の修了者は以下の通りです。

  • 学科試験:4268人中、3822人
  • 実技試験:5064人中、4507人

受験した中で9割近くの人が、キャリアコンサルタント養成講習を修了していることがわかりますね。

講習方法はオンラインと通学がある

キャリアコンサルタント養成講習のカリキュラムは「講義」と「演習」に分かれており、150時間以上となっています。

以前は150時間のうち半分は通学して学ぶことが決められていました。ですがコロナ禍をきっかけに、現在はオンラインでの受講が認められています。

今まで通学が難しかった人や講習の開催地が遠方にしかなかった人にとっては、オンラインの普及で学ぶチャンスが広がったということですね。

講習期間は3~6カ月程度

キャリアコンサルタント国家試験の受験資格を得るたの養成講習は、150時間以上のカリキュラムがあります。期間にすると3~6カ月程度が目安になりますが、さらに修了後も試験合格へ向けての勉強が必要です。

学科試験への対策は一般的に、100~200時間程度の自主学習が必要だといわれています。毎日3時間勉強したとすると1ヶ月強~2か月強という計算になりますね。

つまりキャリアコンサルタントの国家試験を受験するまでに、だいたい4ヶ月~8ヶ月ほどかかると想定する必要があります。現職の都合などで時間が取りづらい場合は、1年以上先の受験を見据えてコツコツ準備を進めましょう。

まずは以下のリンク先から、キャリアコンサルタント養成講習の内容を確認してみるのがおすすめです。それから計画を立てると、より具体的に考えられるでしょう。

参考:厚生労働省「講習一覧(養成講習)[PDF]

杉井

受講する講座のスケジュールや勉強に割ける時間を考えながら、計画的に進めましょう!

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資格取得後に仕事に活かす方法

ここまで読んでいただいて「キャリアコンサルタントの資格を取得したら、その後はどうしたら良いの?」と疑問に思ったかもしれませんね。

特に現在の職種が営業や事務などまったく異なるものだとしたら、そのままの状態でキャリアコンサルタントの資格を活かせる可能性は低いでしょう。

ここからはキャリアコンサルタントの資格を取得した後に考えられる選択肢を2つ紹介します。あなたはどうしたいのか、まずはボンヤリとでも良いので想像しながら読み進めてくださいね!

人材紹介会社や派遣会社に転職する

キャリアコンサルタントの資格を存分に活かせる業界として、人材紹介会社や人材派遣会社があります。

キャリアコンサルタントは働く人の希望を聞き適性を見極めることで、その人に合った求人を紹介するのが主な仕事です。そのため人材紹介会社や人材派遣会社は、キャリアコンサルタントの需要が大いにある業界ですね。

また、単に求職者のキャリア相談に乗り企業につなぐだけではなく、その他のサポートもキャリアコンサルタントの大切な仕事です。サポート内容の例として、企業への応募書類を添削することや、面接対策など、転職活動全般へのアドバイスが挙げられます。

まとめるとキャリアコンサルタントは、働く人がより理想に近いキャリアを積むための手助けを全般的に担うというイメージです。そういう点で人材紹介会社や人材派遣会社は、キャリアコンサルタントの資格取得後にぴったりの場ですね。

人事への異動を希望する

キャリアコンサルタントの資格取得後は、人事部へ異動するという選択肢もあります。まずは人事部へ異動するメリットを挙げてみますね。

人事部へ異動するメリット

  • 自分自身のキャリアアップにつながる
  • 他の社員とのコミュニケーションが円滑になる
  • 社員のメンタルヘルスに貢献できる
  • 社内環境の改善に取り組める
  • 的確な採用ができる

以上のようにキャリアコンサルタントの資格を活かして活躍できることが、人事部へ異動するメリットです。

資格を活かすことであなた自身の社内での評価も上がり、他の社員にとってもより働きやすい環境を提供できる可能性があります。

現代社会の大きな課題の1つである社員のメンタルヘルスを保つことも、大きな役割の1つになるでしょう。また採用時により良い人材を見極めることで、企業の発展に貢献できます。

そういった人に関わる職場環境の改善や、新しい人材の採用に興味がある場合は人事部への異動も検討してみましょう。

杉井

異動の希望が必ずしも通るとは限りませんが、まずは自分自身がどんなキャリアを積みたいのか考えてみましょう!

まとめ

キャリアコンサルタントとは働きたい人の相談に乗り、自分らしく働けるよう支援する専門家です。人の人生に大きく関わる仕事で、キャリアコンサルタントと名乗るには、しっかり勉強し、国家資格を取る必要があります。

国家試験を受験するために受験資格を得る必要があるので、まずは養成講習を受けましょう。その他の方法よりも取り組みやすく、未経験者におすすめです。

養成講習はオンラインでの開催もあるので、どこにお住まいの方でも挑戦できます。24団体ごとにオンラインの対応は異なりますので、しっかりと確認してあなたに会った方法で学んでくださいね。

少しでもこの記事が役に立てていたら嬉しいです。 ちなみに、Xでは毎日2回140文字で転職やキャリアに関する前向きになれる大切な情報を発信しています。 よかったらフォローしてみてくださいね😊 👇

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