転職面接準備で必須!よく聞かれる&答えにくい質問の回答例を紹介!

転職活動において、面接の内容が採用の合否を分けると言っても過言ではありません。
面接の回答を準備しておくことは重要です。

とはいえ、

  • どういうことを意識すればいいのか分からない
  • 回答例を見て参考にしたい

という方も多いと思います。
そこで、この記事では面接での回答例を質問内容ごとに解説していきましょう。

  • 面接で意識するべきこと
  • よく聞かれる5つの質問と回答例
  • 答えにくい3つの質問と回答例

の順番に説明していきます。
万全に準備をすることで、自信を持って面接に臨むことができますので、ぜひ参考にしてください。

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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴(32歳)

●新卒でアジア1位の人材会社JACへ入社
●2社目で人材事業の役員4年
●(株)Neutral設立
●エージェント歴9年
向き合う転職支援を徹底
●奥さん・1歳の子供と生活

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Neutral推薦のお声

同業界の大手転職エージェントを経験し、コーチとして独立した方、人事部長兼役員でご活躍のお二方からご推薦のお声を頂いています。

転職面接で意識するべきこととは?

面接には、書類では判断できない人間性を確認したいという意図があります。
緊張するのは仕方ありませんが、意図を理解して面接に向き合ってください。

堂々と自分の長所をアピールすること

自信を持って堂々としていると、相手に「頼もしい」という印象を与えます。面接では自分に自信を持つことが大切です。

そのために自己分析で自分の強みを整理して、3〜5個くらいに絞り込んでおきましょう。
強みをエピソードとして伝えるために、過去の実績や業務内容からの事例を軸に受け答えすると、話す内容に一貫性が出ます。

人とは違う長所を分かってもらうために複数のエピソードを用意しておきたいです。
採用されるため過度に面接官に迎合する必要はなく、基本的なマナーを守って堂々と受け答えしてください。

面接回答は暗記ではなく要所を抑える

面接回答を丸暗記して答えると、面接官にマイナスのイメージを与えてしまいます。

暗記せずに面接を成功させるには、「伝えたい内容の要点・話の流れ」をまとめておくことです。
ネットで調べた回答例を丸暗記するのではなく、「伝えたいことは何か」「どのように回答するのか」といった大きな枠で考えてください。

面接ではその企業独自の内容で質問されることもあるので、想定外の質問をされたときに返答できない可能性があります。
面接の場では、誰にでも使える模範解答はないと考えてください。

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転職面接でよく聞かれる5つの質問と回答例

面接でよく聞かれる5つの質問と回答例を用意しました。
どの企業でもほとんど同じ内容で、決まった流れがあります。

自己PR

転職活動では、前職の実績やスキルをベースにアピールしてください。
新卒の就職活動とは異なり、 「職務に関連した強みをアピール」することが必要になります。

自己PRの回答例

現在営業職に従事しています。

チームと個人の売り上げ目標があるなか、お互いに助け合うことで全員が個人目標をクリア。チームでも目標率120%を達成しました。

この経験を生かして御社でも業績に貢献したいです。

転職・退職理由

嘘の転職理由を作らないことが重要です。
とはいえ、すべてを打ち明ける必要もないので、転職で解決できる内容にしてください。

転職・退職理由の回答例

現在の月収は18万円程度ですが経済的にゆとりがありません。
先輩社員の話を聞くと5年後も昇格が見込めない状況です。

将来家庭を持つことを考えると、今の会社で働き続けるのは厳しいと考え転職を決めました。

御社では成績に応じて報奨金が得られるとうかがっています。売り上げで貢献を果たし、キャリアアップを実現したいです。

志望理由

志望理由を聞く目的は「自社で長く働いてくれるか」を確認したいということです。
面接という短い時間の中で、あなたの熱意が判断材料となります。

志望理由の回答例

御社を志望したのは、「世界の物流を変える」という御社の未来像に共感し、私も世界でチャレンジしたいと考えたからです。

私は商品管理システムの開発にエンジニアとして携わってきましたが、今後はグローバルな規模で活かしたいと考えています。御社であれば世界中の人々の物流を、もっと便利にできると考えています。

今後のキャリアプラン

キャリアプランとは、仕事を続けていくことを前提に今後の人生でどのようにキャリアを重ねていくのかを設計・計画することです。
企業が将来のキャリアプランを質問する理由は、入社後のミスマッチを防ぐためです。

キャリアプランの回答例

私は、御社が目指している「新規顧客の開拓」に向けて、中心的存在としてリーダーシップを発揮したいと考えています。

これまでの営業経験を活かし、お客様のニーズを把握することに努めます。

逆質問

多くの面接で最後に面接官から問われる「何か質問はありますか?」は企業への理解度を通して、志望度や入社への意欲を推測しようという目的があります。

面接官に働く姿をイメージさせるため、入社後を想定した逆質問をするといいでしょう。

入社後を想定した逆質問例

御社で仕事を行うときに、何を押さえておくべきだと思われますか?

逆質問で自分が持っている資格について質問できれば、長所としてアピールできます。

資格をアピールした逆質問例

◯◯の資格を持っていますが、御社で活かすことはできますか?

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転職面接で答えにくい3つの質問と回答例

転職面接では、他社受験状況や前職の失敗、転勤の可否など、答えにくい質問をされることもあります。

そのような質問に対しては、単に事実を述べるだけでなく、あなた自身の人柄や熱意、長所短所をうまく盛り込むような回答が求められます。質問の本当の意味を汲み取り、的確に受け答えできるよう、答えにくい質問への対処法を覚えておくことが大切です。

また、想定外の質問で、すぐに回答が思いつかないときには、「少し考える時間をいただけますか?」など、時間がかかることを面接官に伝えてください。

時間がかかることはマイナスではないので、あらかじめ了承を得てから、しっかりと考え回答するようにしましょう。

それでは、答えにくい3つの質問の回答例を紹介していきます。

他に受けている企業は?

この質問では、面接官があなたの熱意や志望動機を探ろうとしています。具体的な企業名を答える必要はありませんが、今、面接を受けている企業の志望理由や魅力も加えて回答するとよいでしょう。

他に受けている企業は?の回答例

現在は、御社以外の2社に応募させていただいております。しかし、御社の事業分野やキャリアビジョンに一番魅力を感じており、最も入社を希望しています。自身のスキルを活かし、御社の業績に貢献したいと強く思っております。

前職での大きな失敗は?

この質問は、失敗を次の成長につなげられているかを確認するためにされる質問です。

失敗そのものよりも、それをどう捉え、何を学んだかが重要です。

失敗の反省点と改善点を具体的に説明しましょう。

前職での大きな失敗は?の回答例

前職では営業時の対応ミスが原因で大口顧客を失ってしまった経験があります。この失敗から、顧客対応の大切さと自己管理の重要性を痛感しました。以来、クレーム撲滅に努め、営業手法の改善に取り組んでおります。

異動や転勤は可能か?

この質問は、転勤が可能かどうかの確認をするとともに、勤務地だけで会社を選んでないかを確認するためにされる質問です。

転勤のある企業において、転勤ができないとなれば、採用はされません。

現状では転勤は難しいけれど、将来的には可能である場合は、前向きに検討する姿勢を示しつつ、現時点での事情も併せて説明するのが賢明です。

移動や転勤は可能か?の回答例

勤務地は会社側のご指示に従う所存です。現時点で私の事情として、今すぐの転勤は難しい状況にありますが、将来的にはグローバルにチャレンジしたいと考えております。状況次第では積極的に異動を検討したいと思います。

回答例はいかがでしたか?

すべてを赤裸々に答える必要はなく、熱意や志望動機につながるように工夫することを意識してください。

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まとめ

転職面接でよく聞かれる5つの質問と、答えにくい3つの質問の回答例について解説しました。

面接では堂々と受け答えすることを意識しましょう。回答は暗記ではなく自分の言葉で伝えることが大切です。
おおまかな流れはほとんどの企業で同じですが、それぞれ特徴や傾向が異なることがあります。
想定質問を幅広く押さえて、複数の回答を用意しておくと安心して面接に臨めますよ!

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