転職エージェント経由の内定率は高い?さらに上げるコツと直接応募との違い!

「転職エージェントを利用すると内定は決まりやすい?」

初めての転職活動を始める際、転職エージェントを利用すればいいのか迷っている方は多いでしょう。

そこでこの記事では、転職エージェント経由での内定率について紹介しています。また、内定率を高めるコツ、直接応募との異なる点についても解説していますよ。

この記事を読むことで、転職エージェントを利用するメリットが分かるので、転職を考えていて、利用を迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

<<Neutralメディアの他社記事との違い?>>
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記事監修

株式会社Neutral
代表取締役 杉井俊貴

●アジア1位の人材会社JACへ新卒入社
●2社目で人材紹介事業の役員として4年経験
●現在は株式会社Neutralの代表(32歳)
●「将来のイメージ」を持てる転職支援
●支援人数を6名に絞り深く伴走するキャリア支援
●23年は、年間58名の友人紹介でキャリア相談
●家族:奥さん・1歳の子どもと生活しています。

 ⬆️実際に杉井が大手人材会社様主催でセミナーをしていた際の写真です。

大手転職エージェントの内定率は4~5%

大手転職エージェントの内定率を見ていきます。

まずは、リクルートエージェントとマイナビエージェントの数字を確認しましょう。

リクルートエージェントの内定率

リクルートエージェントの内定率は公表されていませんが、過去の実績から計算できます。

2019年の実績で以下のようなデータが公開されていました。

登録者数:約125万2,000名(2019年実績)

転職決定者数:約5万2,000名(2019年実績)

引用元:採用成功ナビ(リクルートエージェント)

52,000÷1,252,000=4.15%

「転職決定者数」を「登録者数」で割ると、内定率は約4.15%だということが分かります。

マイナビエージェントの内定率

マイナビエージェントの内定率は公式サイトにて、選考通過率が公表されています。

たとえば、1つの企業に100人の応募があったとします。その中で、書類選考を通過するのは30人。一次面接を通過し、最終面接に進むことができるのは9人。そして、最終面接を突破して内定を得られるのは、4~5人ということになります。

引用元:応募から内定までの選考基準(マイナビエージェント)

100人の応募があって内定を得られるのは4〜5人ですから、内定率は4〜5%ということですね。

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大手転職サイトの内定率とほぼ同率

次に、大手転職サイトであるdodaの内定率を見ていきます。

公表されているデータから内定率を計算して、転職エージェントと比較します。

転職サイトdodaの内定率

転職サイトdodaが公表しているデータで、転職成功者の平均応募社数が確認できました。

男女別の平均応募者数

男性:21.0社

女性:22.2社

引用元:転職成功者の平均応募者数(doda)

転職成功するまでに21.0社〜22.2社に応募していますから、内定率は約4.5%~4.76%です。

先ほど確認した転職エージェントの内定率が約4.15%~5%でしたから、転職サイトとほとんど差がないことが分かります。

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転職エージェント経由の内定率を高めるコツ

内定率を高めるには、自分に合った転職エージェントを見つけることが重要です。

そのためにはどうすればいいのか解説していきます。

担当者に自身の希望を明確に伝える

あなたが希望する条件を明確に伝えてください。考えておきたい希望条件は以下の通りです。

仕事の希望条件

  • 仕事内容(業界・業種)
  • 収入(給与・賞与・手当・福利厚生)
  • 働き方(勤務地・転勤の有無・残業・ノルマ・有給)
  • 職場環境(雰囲気・定着率・社風・年齢構成・男女比)

ただし、希望条件がすべて合致する求人はほとんどありませんので、優先順位も決めておきましょう。

希望する条件を詳細に伝えれば、マッチ度の高い求人が見つかる可能性が高くなります。

自身の希望分野が得意な転職エージェントを選ぶ

希望する業界や職種に特化した転職エージェントを選ぶと、より深い情報を集めることができます。明確にどの業界へ行きたいのか決まっているなら、その業界に特化した転職エージェントへの登録がおすすめです。

担当者が業界経験者であることも多く、その時は現場の状況やリアルな体験談を教えてくれることもあるでしょう。その業界に人材を送り続けていることにより、各企業との信頼関係が築けているため、他では知り得ない情報を入手できる可能性もあります。

複数の転職エージェントに登録する

複数の転職エージェントに登録することで、さまざまな求人情報に触れることができるでしょう。サービスの内容を比較することで、それぞれのメリット・デメリットも確認できます。

ただし、登録した数だけ必要な作業が増えるので、使いやすいところだけ残して徐々に利用数を減らしていきましょう。多くても5社程度にしておき、最終的には1社に絞ることをおすすめします。

転職を成功させるには自分に合った担当者を見つけることが重要です。キャリアアドバイザーのスキルや相性にも違いがありますので、複数登録して相性のいい担当者を見つけてください。

提供しているサービスを最大限利用する

転職エージェントは、あなたのキャリアプランを最優先に考えて企業を紹介してくれるところを選んでください。担当者との面談では情報共有をしっかりと行いましょう。

初めての転職や、未経験の業界へ転職する際には、転職エージェントを使った方がサポートが手厚く、有利に転職活動を進められます。非公開求人に応募できることもメリットのひとつです。提供されるサービスは最大限活用していきましょう。

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転職エージェント経由が直接応募と異なる3つの点

直接応募と比較して、転職エージェント異なる点を詳しく見ていきます。

メリット・デメリットがありますので、よく理解した上で転職エージェントを活用していきましょう。

【メリット】推薦状を書いてもらえる

転職エージェントを利用して応募すれば、企業の採用担当者に推薦状を書いてもらえるのがメリットの一つです。職務経歴書だけでは分からないような、人柄や長所をアピールできるため、選考がスムーズに進み内定率アップにも期待できるでしょう。

応募者の人となりを知るきっかけとなるため、応募条件を満たしていなくても面接の場を設けてくれるかもしれません。実績のある転職エージェントの推薦状だからこそ、企業も考えを改めるケースがあるのです。

【メリット】条件交渉がしやすい

転職する理由で一番多いのは「年収アップ」です。しかし、応募者が企業と年収交渉するのは難しいため、転職エージェントに代行してもらうのが良いでしょう。

転職エージェントは条件交渉に慣れており、適正な相場も理解しているため、無理のない範囲での年収交渉をしてくれます。

転職エージェントは内定した応募者の年収で、受け取る報酬が決まっていることが多いため、できるだけ良い条件を引き出そうとしてくれるのです。企業との交渉を代行してくれることも転職エージェントを利用するメリットです。

【デメリット】企業側に紹介料が発生する

転職エージェントは成功報酬として「紹介料」が発生するビジネスモデルです。人材紹介会社によって具体的な数字は異なりますが、採用決定者の理論年収の30~40%の報酬を受け取ることが多いです。

この理論年収とは、毎月の給与(12か月分)と、賞与で計算するもので、実際に支払われる年収とは異なります。

早期退職となってしまった場合には、企業や転職エージェントにとって損失が発生しますので、ミスマッチが起こらないよう積極的にコミュニケーションを取りましょう。

利用を迷う時は相談だけでもおすすめ

転職先の業界や職種をまだ決めていない人や、転職活動が初めての人は転職エージェントに登録してみましょう。

キャリアアドバイザーと一緒にキャリアの棚卸しを行い、適性のある仕事を探せるため、自分で決められない人には大変おすすめです。

特に、初めて転職活動をする方は、何から手を付けていいのか分からないため、慎重に進めたいと考えているはずです。転職するかどうかは別として、とりあえず相談だけでもOKですのでプロのアドバイスを聞いてみましょう。

まとめ

転職の内定率は、転職エージェントと転職サイトでほぼ同率で4%~5%でした。

内定率には差がありませんが、そのサービス内容は大きく異なります。転職活動に不安を抱えている方や、疑問点をはっきりさせたい方は、転職エージェントに頼った方が効率的です。

転職エージェントには「推薦状を書いてもらえる」「条件交渉がしやすい」というメリットがあります。提供されているサービスを最大限利用して、希望する転職先への内定率を高めましょう。転職エージェントは無料で登録できますので、ぜひ検討してみてくださいl。

少しでもこの記事が役に立てていたら嬉しいです。 ちなみに、Xでは毎日2回140文字で転職やキャリアに関する前向きになれる大切な情報を発信しています。 よかったらフォローしてみてくださいね😊 👇

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