転職の履歴書はフォーマットがある程度決められているため、守るべきルールやマナーが存在します。
しかし、ルールに沿った職歴の書き方が分からない方は多いのではないでしょうか。また、職歴が全部書ききれずに困っているケースもあるかもしれません。
そこでこの記事では、転職の履歴書の職歴について、書き方の基本ルールや全部書ききれないときの対処法に加えて、よくある疑問への答えをQ&A形式でまとめました。
転職の履歴書には所定の様式があるので、ルールやマナーを守ることが大切です。職歴の書き方の基本をおさえて、採用担当者に好印象を与えられる履歴書を作りましょう。
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【転職履歴書】職歴欄の書き方基本ルール一覧
履歴書には所定のフォーマットがあるため、ルールやマナーを守る必要があります。まずは、書き方の基本的なルールを紹介しますね。
基本ルールは以下の通りです。
職歴欄の書き方基本ルール一覧
- 1行目に中央揃えで「職歴」と書く
- 会社名などは正式名称で書く
- 日付の表記を統一する
- 「入社」と「退職」は1行ずつに分けて書く
- 退職理由を簡潔に書く
- すべての職歴を正確に書く
- 最終行に右寄せで「以上」と書く
日付は「西暦」と「和歴」のどちらでも構いませんが、書きやすいほうに統一しましょう。学歴欄も含めて、表記がそろっていないと読み手が混乱してしまいますし、見た目の印象もよくありません。
退職理由は「一身上の都合により退職」や「会社都合により退職」など、簡単に記載しましょう。会社の倒産やリストラの場合は「会社都合」、それ以外の場合は「一身上の都合」と書くのが一般的です。
また、これまでの職歴は省略したりせず、すべてを正しく書くことが鉄則です。職歴にうその記載をしてしまうと、内定取り消しや懲戒解雇となる可能性もあります。経歴詐称はリスクが大きいため、絶対にしてはいけません。
履歴書の職歴を書くときは、以上のような基本的なルールを守ることがポイントです。マナーにも気をつけて、見やすくわかりやすい履歴書を作成しましょう。
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履歴書に職歴を全部書ききれない場合の対処法
履歴書を書くときの基本ルールを紹介しましたが、書きたいことが多くて職歴欄に書ききれないこともあるかもしれません。ここでは、職歴を全部書ききれないときの対処法をお伝えします。
詳細は職務経歴書に書く
履歴書では職歴を端的に伝え、詳しい職歴は職務経歴書に書きましょう。職務経歴書はフォーマットが自由なので、伝えたいことやアピールしたいことを好きなように記載できます。
詳細を職務経歴書に書く場合は、履歴書では古い職歴を省き、応募先に関連する職歴を優先的に記載します。職歴欄の最後に「詳しくは職務経歴書をご覧ください」と添えておくのもいいですね。
履歴書に職歴を書ききれないときは、履歴書では職歴を簡潔にまとめ、詳細は職務経歴書に書いて補うといいでしょう。
職歴欄が大きいタイプの履歴書を選ぶ
書き方を工夫しても職歴を書ききれない場合は、職歴欄が大きいタイプの履歴書を選ぶといいでしょう。転職用の履歴書は職歴欄が大きい傾向にありますが、いろいろなパターンの履歴書があるので探してみてください。
履歴書は実店舗だけでなく、インターネット上にも豊富なテンプレートが用意されています。Excelなどのテンプレートを利用すれば、編集して職歴の枠を大きく取れるため、職歴を書ききれない場合に有効です。
履歴書のフォーマットはある程度決まっていますが、数ある履歴書のタイプの中から自分に合ったものを選びましょう。
下書きをして確認する
履歴書をいきなり書きはじめるのではなく、下書きをして枠に収まるかを確認してから書きましょう。また、下書きをしておくと、書き直す手間を事前に防げます。
職歴をメモ帳やノートなどに書き出して整理して、下書きで職歴欄に書ききれるかをチェックしてから書くと、「職歴を全部書ききれない!」ということを避けられますよ。
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【転職履歴書】職歴の書き方Q&A
職歴の書き方にはルールがあるとはいえ、経歴は人それぞれなので書き方に困る方もいるかもしれませんね。ここでは、5つのよくある疑問についてQ&A形式で解説します。
在職中の場合はどう書く?
在職中に転職活動を行う場合、退職予定日が決まっているかどうかで書き方が異なります。
退職日が未定のときは、職歴欄の最後に改行して「現在に至る」と記載しましょう。退職予定日が決まっている場合は、同じ場所に「20XX年XX月XX日 退職予定」と書いてください。
「基本ルール一覧」でも紹介しましたが、それぞれの記入を終えたら、最終行に右寄せで「以上」と記載します。
パート・アルバイトの職歴はどう書く?
パートやアルバイトの場合は、「株式会社〇〇 パートタイムとして入社」「株式会社〇〇 入社(アルバイト)」と書きます。表記方法に決まりはありませんが、雇用形態がわかるように記載してください。
異動や転勤も書く?
「異動」や「転勤」の記載は、必須ではありません。詳しい職歴は履歴書には書かず、職務経歴書への記載だけでも十分です。異動や転勤も書く場合は、日付とあわせて「〇〇部へ異動」「〇〇支社に転勤」と記入しましょう。
なお、「出向」や「転籍」の場合は必ず記載してください。出向や転籍の理由も簡潔に書いておくと、わかりやすくて親切ですよ。
短期間しか働いていない場合も書く?
短い期間しか働いていない場合でも、職歴欄への記載が必要です。書かずに隠していても、社会保険や税金の関係でバレてしまいます。
経歴詐称が判明すると、内定取り消しや懲戒解雇といったリスクもあります。期間を問わず、すべての職歴を正確に書くのがルールです。
短期間の就業であっても履歴書に記載し、面接で採用担当者が納得できる理由を説明しましょう。
副業も書く必要がある?
副業をしているケースでは、職歴欄に記載しておくのが無難でしょう。ただし、副業の勤務先で社会保険に加入している場合は必須です。伝えておかないと、入社後にトラブルが発生する可能性もあります。
また、応募先の企業が副業を認めているかどうかの確認も必要です。副業が禁止されている場合は、入社前に辞めることを履歴書に記載しておきましょう。
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職歴の詳細は職務経歴書に記載しよう
履歴書と似た書類に「職務経歴書」があります。両者の違いは次の通りです。
履歴書と職務経歴書の違い
- 履歴書:住所や氏名、職歴などのプロフィールを端的に伝える
- 職務経歴書:具体的な職務内容、経験、スキル、企業情報などを詳しく伝える
つまり、履歴書は「概要」を伝える書類、職務経歴書は「詳細」を記載する書類です。形式が決められている履歴書とは違い、職務経歴書のフォーマットは自由です。そのため、アピールしたい内容を存分に記載できます。
履歴書の職歴欄はわかりやすく端的にまとめ、詳細は職務経歴書に記載してアピールするといいでしょう。応募書類の書き方がわからない場合は、転職エージェントに相談する方法もあります。
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履歴書の書き方で迷ったら株式会社Neutralにご相談ください
ここまで職歴欄の書き方について解説してきましたが、それでも履歴書の書き方に迷っている方もいるでしょう。そんなときは、株式会社Neutralへご相談ください。
弊社では「一人ひとりを尊重したキャリア支援」にこだわっており、以下のような転職サポートを実施しています。
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まずは面談でスキルや経験、希望条件を詳しくヒアリングし、一人ひとりに合わせたキャリアプランや求人をご提案します。履歴書や職務経歴書の添削、面接対策といったサポートにも力を入れており、転職に不安を抱えている方でも安心して転職活動を進められるように支援いたします。
弊社では一人ひとりに合わせた転職サポートを行っているので、履歴書の書き方に迷っている方はもちろん、転職活動の進め方が分からない方、転職に自信がない方は株式会社Neutralにご相談ください!
まとめ
履歴書は形式が決まっているので、職歴欄はルールやマナーを守ってきれいに書くことが大切です。詳しく説明してアピールしたい内容は、自由なフォーマットで作成できる職務経歴書に記載しましょう。
何をどう書けばいいか不安な場合は、一人ひとりにあった転職サポートに力を入れている株式会社Neutralにぜひご相談くださいね。
転職時の履歴書に関しては、以下の記事も参考にしてください。
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